学会の分科会にはじめて参加。自分の見解が広がり、面白い時間になった。
私が所属している学会の分科会のようなものがオンライン開催されたので、参加してみた。
この学会には今年度になって入会したばかりだから、その会合へのはじめての参加である。
こういう会合にははじめて参加するから、どんなことをやるのか様子見も兼ねて出てみた。
オンラインで開催だったから、参加の敷居はすごく低かったかな。
最初は、パネリストの方々がそれぞれの研究でやってきたことや取り組んでいることを発表していた。
正直、最初の方では、どうしてこの学会のこの会合で、こういう話が出てきているのかがよくわからなかった。
それぞれの研究内容は興味深かったし、苦労しているポイントや、工夫していることについて聞いていると、いろんなことがあるんだなぁ、くらいに思っていた。
そして、パネリストの方々の発表が全員分終わったころに、一気に私の中で統合されてきた。
そうか、今日のテーマって、そういうことなのか、と。
確かにテーマどおりだし、主催の意図どおりじゃないかと思った。
私はもっと狭い範囲で今日のテーマについて想像していたことに気づいた。ここでは、それよりずっと広い範囲で話をしていたのだ。
そこからはだんだん面白くなってきて、パネリストの方々と主催のディスカッションに興味が引かれた。
主催のファシリテーションの妙なのか、パネリストの方々が優秀なのか (多分、両方だろう)、この分野の課題感がちょっとわかった気がした。
私のような研究者というよりは実務家という立ち位置から、学会という活動に参加してみることで、新しい観点が得られそうな感触があった。
こういう話を聴くのは楽しいから、また会合があるようなら参加してみよう。
本当に、参加してみないことには、どういうことをしているのかわからないものだと思った。