放送大学で卒業研究にチャレンジしようと思った理由
放送大学で、来年度は卒業研究にチャレンジすることにした。
すでに必要な手続きは終えていて、審査の結果、来年度の履修を認められている状態だ。
放送大学では卒業研究は必須科目ではない
まず、放送大学では、卒業研究は必須科目ではない。だから、取らなくてもいい。
そもそも放送大学としては、全学生の卒業研究を受け入れるつもりもなさそうだし。
大学に所属する教員数と学生数を数えてみると、全員を受け入れていては、とてもじゃないが教員の負担が大きすぎるだろう。
卒業研究というのは、放送大学ではそんな位置づけのものなんだけど、私は取ってみようと思った。
学生の先にあるものは
放送大学ではそんな位置づけの卒業研究なんだけど、あえてやってみようと思った理由の1つは、「心理学の研究をひととおり、通しでやってみたい」ということだ。
心理学研究のやり方を学びたいと思った、と言ってもいい。
というのも、放送大学で心理学を学んで4年ほど経ってみると、ほとんどの専門科目は単位取得済になっていた。
日本心理学会の認定心理士も取得したし、大学の学部レベルの心理学は修めていると太鼓判を押してもらっていると考えてよいのだと思う。
それはつまり、大学の授業で教えてもらうことは無くなってきている、ということでもある。
もちろん、まだまだいくらでも学べることはあるんだろうけど、ただ大学のカリキュラムとしては終盤に来ているわけだ。
こうなってくると、更に心理学の学びを深め、知見を集めていくなら、研究する側に移行していくのが一つの道なんじゃないかと思うに至った。
学生から研究者になるというのは、既存の知識を教えてもらう側から、新しい知識を作り出していく側になることだと私は思っている。
実際のところは、そんな崇高なものかはわからないんだけど、とにかく、心理学の分野でこの先も学び続けていくとしたら、研究をするということが私にとっては解の1つだと思ったのだ。
そんなわけで、卒業研究を履修することで、大学や指導教員のサポートを借りながら、「心理学研究をひととおり、通しでやってみる」ことにしたのだった。
卒業研究の過程で、どんなことを学べるか
ひとまず卒業研究の仮決定通知が届いて、卒業研究に進めることは確定している。指導教員も決まっていて、色々と教えてもらいながら、研究活動することはできそうだ。
素人ながらの研究活動 (ごっこ?)を通じてでも、更に学ぶ機会を得ることはできるだろう。
卒業研究という、たかだか1回の研究サイクルで一端の研究者になれるとは思ってないけど、きっとその経験は私にとって大きな学びになって、人生をより充実させるための知見をたくさん与えてくれることだろう。
指導教員からどんな指導をしてもらえるか、私の感性がどのくらい心理学研究にマッチしているか、この研究活動で何が得られるか、・・・
総じてどんな体験になるか、非常に楽しみである。