コーチング心理学のセミナーで学ぶことで、コーチング心理学ハンドブック/ガイドブックの理解度が増した
放送大学の卒業研究テーマに関連して、コーチング心理学を調査している。
文献調査からセミナーの受講を考える
日本語の文献で調べられる範囲で言うと、「コーチング心理学ハンドブック」や「コーチング心理学ガイドブック」の翻訳本が有力候補になるようで、これら書籍を読むことを主体に調査してきた。
これらの書籍はそれなりのお値段がしていて、特にハンドブックは1万円を越えているのでたまらない。
そして、これらの書籍の中に、日本にもコーチング心理学について扱っている団体があるという記載があったので、インターネットで調べてみたところ、どうもコーチング心理学協会という団体があるらしいこともわかった。
同協会では、どうもセミナーの開催や資格の発行などを行っているらしい。
学術的な活動をしているようには見えなかったが、セミナーに参加したら更に詳しく調査できるんじゃないかと期待し、セミナーをいくつか受けてみることにした。
セミナーで学ぶ
具体的には、同協会が主催しているセミナーの中から、「解決志向コーチング」や「認知行動コーチング」に参加してきた。
セミナーで学んだ成果か、「コーチング心理学ハンドブック」や「コーチング心理学ガイドブック」の理解度が一気に増した気がする。それぞれの内容を扱っている章の理解度が増えたのは言わずもがな、コーチング心理学の全体像や体系といった、言うなれば、この心理学分野では何を扱い、どう研究しているか、についての理解が増した気がする。
これまでのコーチングの経験や、大学で学んだ心理学の知識により、書籍からでもある程度は読み取れていると思っていたんだけど。やはり本を読むだけだと拾いきれてないところもあるらしい。
セミナーで学んだことを起点にして、更に調査対象を広げることもできた感じがしている。例えば、コーチング心理学における主要な人物が書いた書籍や、関連する学問領域についての情報が増えた。
やはり調査対象の分野で活動している人の話を聞くと、色々と新しい情報が出てくるものだ。
お金と時間をかけて、セミナーに参加した甲斐はあったようだ。
おわりに
放送大学の卒業研究テーマに関連して、コーチング心理学の調査を進めている。
具体的には、書籍から調査に入っていって、最近では専門のセミナーに参加したりもしている。
本を読んで、関連するセミナーを受講して、と贅沢な学び方をしているのだろうけど。
日本ではまだあまり流行ってない分野だからか、情報が少ないので、第一人者から学ぶのことは理にかなっていると思う。
これも研究活動に必要な投資だろう。
さらに調査を進めていくための材料が増えたことだし、粛々と知識を広げていくのである。