「コーチング心理学」に巡り合い、興味を引かれたので学んでみることにした

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大学で心理学を学んでいく中で、コーチングと心理学の接点を調べていると、「コーチング心理学」という分野があることを知った。

私は、コーチングと心理学はそれぞれが全く別の営みで発展してきたと思っていて、何かうまいこと融合できないかと常々思っていた。

そのため、コーチングを心理学の観点で説明しようとしてみると、このスキルはこの理論で説明できるんじゃないか、などと考えていたことがある。

コーチングの方から見ても、この心理学の理論は使えそうだから取り込んでみた、というのはあるのだけれど、それがコーチングで正しく機能しているかを心理学的な観点から検証しているというのはほとんど聞いたことがない。

実際のところ、私がコーチングを学んだところで知り合った人や、コーチやってますという知り合いの中で、大学レベルの心理学を学んだことがあるという人には会ったことがない。あるいは、コーチングを学んだら心理学を学びたくなった!とかいって実際に学んでみたという人もいない。よくよく聞けばいるのかもしれないけど、多分、そのくらい心理学とコーチングは接点がないのだろう。

ある意味、大学に入ってガチで心理学を学んで、自分のコーチングに幅をもたせよう、なんて試みている私は珍しいのかもしれない。

そんなふうに、コーチングと心理学の間でちょっとモヤモヤとしていたところで出会ったのが、コーチング心理学だった。

調べてみるほどに、どうも私がここ何年も考えていたことを率直に研究しているようなのだ。学術的にコーチングを研究しているとなると、私としては非常に興味がある。

これは気になると思って調べる範囲を広げるも、コーチング心理学はイギリスやオーストラリアでは20年ほど前から研究されているけど、日本ではほとんどと言っていいほど流行ってないらしい。主な論文誌も基本的には英語圏のもののようだ。まあ、日本でコーチングというと何だかいかがわしいものもつきまとうし、まだまだ大勢からはまともな評価を得ているとは思えないから、日本にはそういう下地がまだないのかもしれない。

ただ、全く和書がいくつかあるのはわかったので、ひとまず手に入るものを買って研究してみることにした。

1つは「コーチング心理学概論 第2版」だ。

もう1つは「コーチング心理学ガイドブック」。これはKindleで買った。

あとは、コーチング心理学の草分け的な本として「コーチング心理学ハンドブック」があるんだけど、いかんせん高額 (1.3万円くらいする)である。こういうときは図書館が頼りになると思い、放送大学図書館で調べてみると、在架しているとのことなので借りてみることにした。

放送大学図書館から本を借りる

コーチング心理学ハンドブックは非常に分厚い本だから、図書館の貸出期間で読み切れる気はしない (専門書だから難易度も高そうだし)。そのため、読めるところまで読みながら、ひとまず知りたいことは購入済の本で賄えそうか考えることにした。結局は後々買うことになる気がするが、急ぐものでもあるまい。

放送大学に入学し、学部で学べる範囲はだいぶ学んでしまった今、新しい刺激としてこのコーチング心理学に巡り合ったのはちょうどよかったのかもしれない。

日本では研究が遅れている分野のようだし、これらの本から知識を蓄えていったら、いずれはイギリスやオーストラリアなどから論文を入手して調べるしかなくなってくるのだろうか・・・?

学んでどうなるかはわからないけど、私の興味関心をストレートに突いてそうな感じなので、しばらくコーチング心理学を学んでみることにしよう。

学術活動心理学

Posted by junchan