佐久スキーガーデン「パラダ」の北パラダにある全コースを息子が制覇した日
ゲレンデが私を呼んでいる!?
ということで、私と息子で今シーズン3度目の佐久スキーガーデン「パラダ」を堪能してきた。
息子もだいぶいい感じで滑ることができるようになってきていて、北パラダの下の方にある中級以下のコースでは、彼にとってはもうチャレンジにもならなくなっている感じがした。
スピードやカーブの制御も精度が上がってきているし、そろそろ次の段階に進む段階かと。
そんなわけで、まずはリフトを乗り継いでカンタンテ上部コースにやってきた。
ここはパラダのある平尾山の山頂付近で、北パラダと南パラダをつないでいる。
ここから南パラダに降りるビバーチェコースは、パラダの中でも最難関のコースで、今の息子にとっては傾斜がきつすぎるだろう。
実際、息子にギリギリのところまで来てもらったのだが、彼の身長では傾斜の先のところがよく見えなかったそうだ。つまりは、崖っぷちに立っている気分だったようで怖がっていた。
こういうコースもあるんだというのを見たところで、北パラダ側に降りていくカンタンテ上部コースを滑りはじめる。
カンタンテ上部コースは最初がかなり細くなっていて、何度かカーブもある。そのため、スピード調整と、ヘアピンカーブを曲がる力が試される。
続いて中~高程度の傾斜に入っていくので、やはりスピード調整が重要になってくる。
息子は何度かコケながらも、無事滑走できた。狭い道で人がいてもなんとか躱していたし、うまくなったものだ。コケているのも、急制動に慣れてない感じで、止まった後にパタッと転ぶ感じだから、これはそのうち慣れるだろう。
カンタンテ上部コースを2~3回ほど滑って大丈夫だったし、次はレガートコースに行ってみる。
ここは大きく右方向に曲がる中程度の斜面にはじまり、そこからは中~高程度の斜面がずーっと続く。パラダの中では一番長いコースになる。
出だしは開放感があるが、途中から両端を崖に挟まれるような形になるので、閉塞感があり、幅が狭く感じられる。
息子にとってはこちらのコースの方が先のカンタンテ上部コースより簡単だったようだ。比較的見通しがよいし、スピード調整ができれば難しいコースではない。特に危なげなく滑り切った。
こうして息子は北パラダの全コースを制覇したのだった。ほんと、だいぶうまくなったものだ。
このくらい滑ることができれば、大体のスキー場でそれなりに滑って生還することができることだろう。
あえていうと、溶けて水気が多くなった雪を体験してないから、そういう重い雪が出てきたら足を取られてコケちゃうんだろうなぁ、とか。非圧雪なんて未体験ゾーンだから無理だろうなぁ、とか。
これまで比較的よい条件のところばかり滑ってきたから、そういう悪条件のところでどう対応するかは見極めてやる必要がありそうだ。
いずれにせよ、ここまで滑れるようになったことだし、次のスキーが楽しみだ。
佐久スキーガーデン「パラダ」
- HP: 佐久スキーガーデン「パラダ」