カゴを見たら入りたくなるのは子どもの性分?息子や娘にとって、カゴというのはお風呂だったりするようだ
洗濯物を干したあと、その辺にカゴを置いておいたところ、いつの間にか娘が入っていた。
子どもというのは、自分が入れそうなダンボールやカゴがあると、どうも入ってみたくなるものらしい。
どうも彼女にとってこれは「お風呂」らしく、入って頭を洗っていた。
普段、お風呂に入っているときよりよほどうまく洗えていると思う。
それからも息子と娘は、それぞれがカゴに入ったり、出たり、おもちゃをカゴに持ち込んだりして、カゴを使って遊んでいた。
ちょうどこのとき、私はお昼ごはんにカレーを作っていた。煮込みの時間になって手が空いたので、ちょっとゲームでもしようとテレビをつけたところ・・・
息子と娘がカゴを持ってきて、中に入って、一緒にテレビを観ていた。
息子がカゴの取っ手を片方上げているのを見て、娘もそれにならって取っ手を上げている姿が微笑ましい。
息子に聞いてみたところ、これは「お風呂に入りながらテレビを観ている」シチュエーションだったそうだ。娘もおそらく同じなのだろう。
こんな感じで、我が家の子どもたちは、自分が入れそうなサイズのカゴやダンボールを見かけると、ひとまず入ったり出たりを繰り返し、おもちゃにしてしまうのだ。
子どもにとっては、遊び方が決まったおもちゃよりも、こういう何でもないものの方が、遊び心を刺激してくれるのかもしれない。