Ubuntu Linuxを普段使いマシンにしてできなくなったこと。アマプラや放送大学で制約あり。
MinisforumのミニPC「UM773 Lite」にUbuntu Linux 22.04 LTSをインストールして、普段使いマシンにしている。
普段使いマシンをLinuxデスクトップにするにあたって、懸念していたことはいくつかあったけど、概ね問題なく使用できている。
なかなか快適に使えてて、いい感じなんだけど、Linuxデスクトップを使っているが故にできなくなったこともあった。
Amazonプライムビデオは標準画質に制限される
例えば、Amazonプライムビデオを高画質モードで見ることだ。
これはAmazonプライムビデオのヘルプに明記されていて、
WindowsまたはmacOS以外のオペレーティングシステムを実行している場合、再生は標準画質に制限されます。
とある。
なんだよ!OSレベルで対応してくれないのかよ!
27インチWQHDのモニタで見ていて、何か画質が荒いなー、ネットワークが調子悪いのかなー、くらいに思ってたんだけど、そうではなかった。そもそも高画質では見れないのだった。
ついでに言うと、Chromebookでも高画質にならないなー、と思っていたけど、これが理由だったようだ。
放送大学の授業は視聴できない
また、放送大学の授業が再生できなかった。
授業のシステムにアクセスすると、塩対応だった。
ご使用の環境では動画ページを表示できません。
恐れ入りますが推奨環境をご確認の上、推奨のOSおよびブラウザにてご視聴ください。
だそうだ。別にOSレベルで打ち切らなくてもいいじゃん!
放送大学の授業は、Windows、Mac、ChromeOSじゃないとダメらしい。いや、ChromeOSがいいならLinuxもよしとしてくれよ。Androidでも見れるんだし。
あえてLinuxをハブにするのはどういう要件なんだ。
Googleドライブをマウントできるが、ファイル名の扱いが微妙?
あとは、細かいところで、Ubuntu Linuxの標準機能でGoogleドライブがマウントできるのはよかったんだけど、Visual Stido Codeでフォルダを開いたらダメだった。
ファイル名やフォルダ名がコード化?されているのだ。元は「20230815.txt」とかいう平凡なファイル名なんだけど、Googleドライブがファイルごとに発行しているID?か何かに置き換わってしまっている。
「ファイル」アプリで開いたときはちゃんと英字かなカナ数字で表示されるんだけど、こうやってアプリをかますとダメだったりするようだ。
また、GIMPなどでマウントしたフォルダに直接ファイルを書き出そうとしてもNG。フォルダを指定したところでエラーが出てしまい、その場所へ書き出すことができない。
標準機能でGoogleドライブのマウントはできるが、ちょっとクセがあるようだ。Nextcloudは問題ないみたいなんだけど。
おわりに
そんな感じで、普段使いしている中で、普段どおりに使えないこともあったりしたんだけど、ダメなものはダメとスッパリと諦めるのがよいだろう。
特に困らないなら気にしないし、他の手段がある場合はそうすればいいし。いちいち目くじらを立てて対処することもないだろう。
何せ普段使いマシンなんだから、こういうところでストレスをためても仕方がないのである。
柔軟に対応していくべし。