「KIOXIA EXCERIA PLUS ポータブルSSD (SSD-PKP1.0U3-B/N)」小型で高速伝送可能な外付けSSD
KIOXIA (キオクシア)の「EXCERIA PLUS ポータブルSSD (SSD-PKP1.0U3-B/N)」を購入した。
KIOXIA EXCERIA PLUS ポータブルSSD (SSD-PKP1.0U3-B/N)
今回購入したのは、1TBのモデルだ。
KIOXIAのSSDをはじめて買うんだけど、販売ルートはバッファローなのね。
KIOXIAは数少ない国産メーカーだから、以前から気にはなっていて、今回、ポータブルSSDという形での導入となった。
本製品は、小型で軽量、高速伝送がウリなポータブルSSDだ。
USB 3.2 Gen 2に対応していて、最大読出速度は1,050MB/s、最大書込速度は1,000MB/sとのこと。
読み書きとも1,000MB/s超えとなれば、今の外付けSSDとしては高速な部類になる。もちろん、最大速度を出すにはUSB 3.2 Gen 2に対応した端末じゃないといけないわけだが。
パッケージの中身は以下の通り。
- ポータブルSSD 本体
- USB Type-C to Type-A ケーブル
- USB Type-C to Type-C ケーブル
- 取扱説明書兼保証書
本体は片手で持てるくらいのサイズで、薄っぺらい。本体重量は公式サイトによると76.0gとのこと。これならカバンの中に突っ込んで持ち運ぶのも楽だろう。
ミニPCのSSD容量を増やす
さて、このKIOXIAのポータブルSSDを購入したのは、自宅で稼働しているミニPC「Beelink Mini S12 Pro」のSSD容量を追加するためだ。
Beelink Mini S12 Proの本体内蔵SSDは500GBあるんだけど、プライベートクラウドストレージや写真、動画の置き場所として使っていたら、いよいよ容量が不安になってきた。
写真や動画はまだ一部のものを試しに置いているだけで、全量を置こうと思ったらまず残量不足である。
そこで、外付けSSDを使って容量を増やそうというわけだ。
ミニPCのSSD容量を増やすにはいくつかの案があったが、手っ取り早そうなのが外付けSSDだったから、この形になった。
正直、ポータブルSSDでは想定外の使い方をしようとしているわけで、いくつかの不安要素はある。
長時間の連続稼働に耐えられるのかとか、我が家のサーバ置き場のような全く管理されてない過酷な環境 (押入れの中)で熱暴走したりしないかとか、そういうものだ。
ただ、HDDに比べれば可動部がないからまだ強そうだし、そんなにハードな読み書きはしないし、まあなんとかなるんじゃないかと。これも試してみて、ポータブルSSDがぶっ壊れるようだったら別のやり方を考えるつもりだ。
また、Beelink Mini S12 ProはUSB 3.2 Gen 2対応しているそうだから、本製品の伝送速度もある程度は期待できる。最高速度が出るとは思ってないけど、実用上は問題ないくらいの速度は出てくれるだろう。
ポータブルである必要性は、全くなかったね。押入れの中に常設だし。
ミニPCにポータブルSSDを接続する
Beelink Mini S12 ProはUbuntu Linuxで稼働中だが、ポータブルSSDをに接続したら、すぐに認識してくれた。
このあたりはWindowsだと難なくできるところだが、Linuxで、しかもCUIで操作していると、若干、ちゃんと使えるのかな、と不安になるものだ。
実際には差し込めば認識してくれたからよかった。
ポータブルSSDにはすでにパーティションが切られていて、フォーマット済みのようだったが、Linuxで使うことを考えると、Linuxに合わせた形にした方がいいだろう。
ということで、fdiskでパーティションを切り直したり、ext4でフォーマットしたりした。
自動mountもできたし、すぐにでも使い始めることができた。
こうしてちゃんとLinuxでも使えると嬉しい。
おわりに
我が家で稼働中のミニPC「Beelink Mini S12 Pro」のSSD容量を増量すべく、KIOXIA EXCERIA PLUS ポータブルSSD (SSD-PKP1.0U3-B/N)を購入した。
このミニPCはUbuntu Linuxで稼働中のサーバであり、そろそろ容量不足が気になっていたから、外付けSSDで容量を増やしてやろうという寸法だ。
Linuxサーバになっているとはいえ、USBケーブルで差し込んだら普通に認識してくれた。初期設定として、パーティションやフォーマットはLinuxに合わせて作り直したくらいで、すんなり導入することができてよかった。このくらい簡単に使えるようになると助かる。
耐久性などに対する不安はあるから、少しずつ実験しつつ、活用範囲を広げていってもらうとしよう。