真清田神社を参拝。一宮市が尾張国の一宮である由縁を巡る
愛知県は一宮市にある真清田神社に参拝してきた。
ここが尾張国の一宮と呼ばれる由縁となった神社だそうだ。
真清田神社は神社の格付けでいうと一宮にあたり、一宮ということはこのあたり (尾張国)で一番社格の高い神社ということらしい。
このあたりは真清田神社の門前町として発展したそうだから、一宮市は真清田神社あっての街ということか。
境内の案内は電子掲示板があって、画面をタッチするとそれぞれの施設の説明を見ることができた。
写真だと反射していて見づらいが、こうして境内を一望するとかなりの広さがあり、本殿以外にもいくつか摂社、末社が配置されているのがわかる。
境内にはこちらの桜門を通って入っていく。他の入口もあるけど、まずはここを通っておけということだろう。
真清田神社
桜門を抜けると拝殿が見えてくる。
御由来の立て札を見ると、祭神は天火明命 (あめのほあかりのみこと)で、天照大御神の孫神にあたるらしい。
まずはこちらでお参りしていく。
服織神社
真清田神社の拝殿の右側には、服織神社があった。
こちらは御祭神萬幡豊秋津師比賣命 (よろずはたとよあさつしひめのみこと)を祀っているとのこと。織物の神様であり、縁結びの神様でもあるそうな。
織物の神様であることと関係あるのかはわからないけど、コスプレした人がこの神社の周りで撮影していた。
服織神社でもお参りしていく。
三八稲荷社
真清田神社の左側には社務所や駐車場があって、その先には三八稲荷社があった。
お稲荷さんらしく?鳥居が連なっている。写真左手の建物の中にも、連なっている鳥居の先にもお参りする場所があった。
こちらは倉稲魂命 (うかのみたまのみこと)を祀っているとのこと。
厳島社、八龍神社
境内の片隅には池があり、そこには厳島社と八龍神社があった。境内の案内図でいうと右下のあたりだ。
池にはコイだかフナだかが泳いでいて、どこかのんびりした感じ。
お社が2つ並んでいて、おそらく左が厳島社で、右が八龍神社なのだろう。案内は特に無い。
厳島社の由緒や厳島信仰の説明があった。
須佐之男社、愛宕社、秋葉社
境内の別の片隅には階段があって、その上には3つの神社があった。境内の案内図でいうと右上のあたりだ。
須佐之男社、愛宕社、秋葉社とのこと。
その他の神社など
境内の案内図によると、本殿の中にも摂社やらあるようだったが、入ることができなかった。
案内図に説明がなかったけど、お稲荷さんがいた。
先の三八稲荷社とはまた別なのだと思うが、全く説明はない。
この神馬の像もご立派なんだけど、どういう由来のあるものなんだろう。
神水舎は龍を象った蛇口?から水が出ていて、この水を汲んでいる人がそれなりにいた。飲用に適した水なのだろうか。とにかく、ありがたいお水っぽい。
他にも紹介していない神社があったりして、境内を一通り回って目に付くところはお参りしていった。
おわりに
一宮市が尾張一宮たる由縁となった真清田神社を参拝してきた。
朝9時頃に訪れたからか、境内は閑散としていた。真清田神社の本殿では何かの祈祷をしていたようで、神社っぽい生演奏に合わせて神主さんが動き回っていたので、しばらくその様子を見ていた。
境内にはいくつも神社があって、由来や由縁はわからないにせよ、ぐるっと回って一通り参拝しておいた。
産業の神様でもあるらしく、仕事に関するお守りとかあって、ちょっと珍しい気がした。商売繁盛はよく見かけるのだけれど。
ゆっくり見て回ったから30~40分くらいいたかな。
お参りしているうちにどんどん人が増えてきたし、どうも地元の人が祈祷してもらいに訪れているようだったから、この土地で由緒ある神社なのは確かなようだ。
一宮市には何度か訪れているが、市内で落ち着いて滞在することがなかったから、真清田神社の存在すら知らなかったのだけど、こうしてお参りすることができてよかった。
真清田神社
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