日本認知心理学会 第22回大会 (帝京大学 八王子キャンパスで開催)に参加。研究に触れるのは楽しい。
「日本認知心理学会 第22回大会」に参加してきた。
日本認知心理学会の大会に参加するのは、昨年に引き続き2回目だ。
今回の会場は帝京大学 八王子キャンパスとのことで、多摩センター駅からバスで向かった。
帝京大学構内というバス停があり、名前のとおり帝京大学の構内にある。
大学構内にあると言ってもすごく立派なバスターミナルで、ここから近隣3駅 (高幡不動、聖蹟桜ヶ丘、多摩センター)にバスが出ている。
ここの学生の多くは、このバスを使って通学しているのだろうか。
帝京大学 八王子キャンパスの敷地はかなり広いようで、大学だけじゃなくて幼稚園や小学校なんかもあるようだ。なんかもう一つの村って感じ。
多摩センターからのバスに乗っていても、「帝京なんちゃら」というバス停がいくつもあったし、この地域における存在感がうかがえる。遠くからでも大学の巨大なビルが見えてたしね。
キョロキョロとあたりを伺いながら、エスカレーターに乗って会場とされる「ソラティオ」に向かう。
かなり新しく、巨大なビルだった。何階建てなんだろう。
ビルの中に入っても迷子になりそうな感じ。案内板とかはなくて、チラシが壁に何箇所か貼られているくらいで、「このエスカレーターに乗ればいいのかな?」と確認していると、スタッフぽい人が学会は4階に行けばいいと教えてくれた。
4階で受付を済ませたら、早速、ポスター展示など見て回る。なんでもいいけど、受付で「先生」呼ばわりされるのがすごく違和感ある。学会ってそういうものなのかな。私は少なくとも先生と呼ばれる職業についているわけでもないのだが・・・
それにしても、口頭発表とポスター展示の説明を同じ時間帯にやるから、発表を聞いてたらポスターの説明を聞けないし、ポスターに行くと口頭発表が聞けないしと、なんとも悩ましかった。
今回は口頭発表を優先したから、あんまりポスターの説明が聞けなかった。これってみんな疑問に思わないものなのかな。まあ、ポスターは口頭発表の合間にも貼り出しているから見ておいてってものなのかもしれないけど。
こうして学会に来てみると、研究テーマを考えるのによさそうだ。こんな研究もあるんだ、と幅を広げるきっかけになる。
中には、それがわかったからどうなるんだ?と思うような研究もあったんだけど、基礎研究だとそんなものなのだろうか。
こういうところに来ても、知っている人がいないからある意味気楽で、一人であちこち見て回ることができた。
新しくてキレイな建物は過ごしやすく、すごく快適だった。トイレやゴミ箱も多く設置されているし、各階に自販機はあるし、そこかしこに机と椅子があるし、どこででも過ごせそうだった、ここで過ごす学生さんはどんなキャンパスライフを送っているのだろうか。
ただ、教室で研究発表を聞いていると、エアコンが効きすぎな感じがした。発表者は暑いだろうし、みんなジャケット着てるから、そういうところに合わせているのかもしれないけど。
あと、昼食には困った。近隣には店もあまりないようだ。構内にコンビニがあったんだけど、土曜日は開いているが、日曜日は閉まると聞いてたから、駅のコンビニで食べ物を買ってきていたくらいだ。ただ、日曜日にはランチ会があり、軽食と聞いてたんだけど、食べきれないくらい食べ物があった。ありがたいことなんだけど、これなら買っていく必要がなかったな・・・ちゃんと買っていったものは食べたけど。
こうして学会に参加するのもだんだん慣れてきたかな。大会に行ったからどうと言うわけでもないのだが、定期的にこういう場所に行って、どんなことが研究されているか、どんなふうに研究しているか、を見て回るのは楽しかったりする。
どうにかここで得た知見を活かせるようにしたいところ。まだうまく自分の実践につなげることはできてないが、そういうつもりで参加していたら、何か使えるものが見つかることだろう。
そんなことを考えながら、また来年も来てみようと思ったのであった。