コクヨ「本に寄り添う文鎮」で読書は快適になるか?分厚い専門書にはあまり向いてないかも
コクヨの「本に寄り添う文鎮」が前々から気になっていたので、Amazonセールに合わせて購入してみた。
コクヨ 本に寄り添う文鎮
マンガやアニメだと、こんなヒゲ (あるいは眉毛)のキャラクターがいそうなやつだ。
文鎮というだけあってそこそこの重量がある。
ウェーブな形状になっているのは、これが「本に寄り添う」形だからだ。要は、開いた本に沿った形状になっているらしい。
これを使えば、本を読むときに手で押さえておかなくてよくなる。
「ブッククリップ」を買って同じようなことをしていたんだけど、ブッククリップだといちいち本を挟む必要があり、ページめくりするときに手間取る。
その点、「本に寄り添う文鎮」であれば、開いた本の上に置くだけだから、ページめくりの際にも手間は少ないという寸法である。
実際に家にある本で使ってみたらこんな感じだった。まずはちょっと厚めの学術書。
大体、思ったような感じで開いておくことができたのだが・・・
この本は紙が厚くて硬いタイプで、本を閉じようとする力が強いらしく、この「本に寄り添う文鎮」では押さえきれないところもあった。本が閉じようとする力で文鎮が浮き上がり、場合によってはそのまま文鎮が押し出されて本が閉じてしまうのだ。
また、文鎮を置いている上のあたりは開いているけど、下の方は閉じかけになり、紙面がねじれた状態で、そのままだと読みづらいところもあった。
こういう紙が厚くて硬いタイプの本が相手だと、文鎮の重量が足りないのだろうか。
今度は、紙の硬さは普通だけど、分厚い本だとどうだろうと試してみる。
これもダメじゃないんだけど、きれいに押さえるのは難しかった。
やはり文鎮を置いている上のあたりは開いているんだけど、下の方は閉じかけていて、中央あたりを読むには体を傾けて覗き込むか、結局手で押さえるとかしないと読みづらい。
思っていたようにはいかないものだ。。。
おわりに
我が家にある紙の本は、ここで試したような専門書や学術書もそこそこあり、そういうものは分厚かったり、紙が硬かったりする。そういう本だと、この文鎮では少し役不足らしい。
一般的なビジネス書や文庫本、雑誌とかならある程度大丈夫なようだが・・・
正直、私が紙面を押さえてもらいたかった本 (専門書や学術書)には思ったように機能してくれなかった。
まあ、開いて固定することはできているわけで、全く意味がないというわけでもないから、しばらく使いながらうまい使い方を見ていくとしよう。