2冊の本を同時期に読んでて気づく、男性脳的本と女性脳的本の違い
ちょうど最近、この2つの本を同時に読んでいた。
「BIG MAGIC」と「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法」だ。
前者はエッセイっぽく、叙述的で、語りかけるような文章。
後者はバリバリのビジネス書という感じで、論理的に無駄がなく説明口調で書かれている。
同時期にそれぞれ読んでいると何だか合点が行ったことがあった。
あ、もしかしたら、これが 「女性脳」的な考え方 と、「男性脳」的な考え方の違いというやつなのだろうか、ということだ (普段はこういう分け方をしてないのだけれど、ここではわかりやすいと思ってあえてこういう表現にする)。
前者の方は、読んでて「だからなんなんだ?どうしろっていうんだ?」みたいに思うことが最初のころは少なからずあった。
しばらくするとそういう本なんだと思って、読むに任せるようになった。
この手の本で似たような本をあげるとしたら、「ずっとやりたかったことを、やりなさい」だ。
後者の方は論理的で、面白みは皆無で、理解するのにエネルギーがいる感じ。
納得感はあるし、だから何をすべきかという、筆者の考えも読み取りやすい。
あとはもう感性の問題になってくるのかもしれないけど、前者のようなものしか読めない人と、後者のようなものしか読めない人というふうに分かれていくのかなーとすら思える。
ガチガチのビジネスマンだったら、前者は何を言ってるのかわからない、何が言いたいのかわからない、とかなりそう。
メルヘンな人だったら、後者こそチンプンカンプンで何が言いたいのかわからない、だから何?とかなりそう。
2冊の本を同時に読んでみたら、そんなことを思った。