「中学公民が面白いほどわかる本」は、読んでみたら大人にも役立つ良書だった
「中学公民が面白いほどわかる本」を読んでみた。
え?中学?と思ったかもしれないが、そのとおりだ。
中学生が社会科の公民を勉強するための参考書だ。
なぜ中学生向けの参考書なんかに手を出したのか?というのはこちらの記事で書いているから参考にして欲しい。
で、実際に読んだ感想としては、バラバラとしていた知識が整頓された感じがする。
中学生がわかるように書いているのだから、読みやすくてわかりやすい。
本書は200ページほどのものだから、ビジネス書を普段から読む人なら余裕だろう。
テストもないのだから、読んでいて気楽なものだ。
それでいて、政治、経済、憲法、国際社会といった現代社会に関する知識を網羅的に確認できると思ったら、結構な良書ではなかろうか。
中学のころに学ぶ知識の大部分は、大人になれば知っていて当たり前なものだったりするから、押さえておいて役に立つと思う。
むしろ、中学くらいで学ぶ社会科の知識は、意外と今こそ役立つのではなかろうか。
全く知らないことはなかった気がするが、それでも知識として怪しいところがあったり、つながりがよくわかっていなかったりするところが整理されたと思う。
私が中学を卒業してから何十年も経っているから、当時得た知識をアップデートすることにもなったのだろう。
なんとなく手を出してみたのだけれど、この本は今にして読んでみてよかったと思う。