audio-technicaのコンデンサーマイク「AT9901」をパソコンやAndroidスマホ (Pixel 3a)で使えるようにするまでのまとめ
Podcast配信用音源の録音などをするために、そろそろマイクとかあるといいんじゃないか、と思うようになってきた。
そこで、手始めにコンデンサーマイクを買ってみることにした。
audio-technica「AT9901」を買ってみる
購入したのは、audio-technicaの「AT9901」というコンデンサーマイク。
特にこのマイクがよかったとか、これを狙って買ったというよりは、近所の電気屋さんでたまたま見かけて、「こういうのが使えるのかな?」と思ったから買ってきただけだ。
AT9901をパソコンやスマホに接続してみる
「AT9901」を買って帰ったら、早速パソコンにつないでみる。
パソコンにつないだら試しに録音してみたが、どうもマイクとして機能している気がしない。
同じ音量、音程で「あーーーー」と言いながら、マイクを近づけたり遠ざけたりしても録音音量が変化しないのだ。
むしろパソコンに近づいたり離れたりした方が影響がある。
これはパソコンでは使えないのか、それとも別の要因があるのか・・・
手元あるAndroidスマホ (Pixel 3a)にもオーディオジャックがあるので、こちらも試してみることにした。
結果は同じ。
どうやら、いずれも「AT9901」を外部マイクとして認識していないような気がしてきた。
調べてみると、どうもオーディオジャックにも種類があるらしいことがわかってきた。
このマイクは3極という規格であり、Pixel 3aは (というかAndroidスマホというのは?)4極という規格のものであるようだ、ということがわかってきた。試しに手元にあったイヤホンのジャックを見てみると、ジャックのところにある線の数が違う。
この線の数を見ると、ジャックの規格がわかるようになっているらしい。
オーディオジャックの3極→4極変換するアダプタを買ってみる
どうやらこのままでは使えないようだ orz
ただ、絶対に使えないというわけじゃなくて、3極を4極に変換するアダプタというのがあって、それを使えば認識されるようになるかもしれない。
ものは試しと買ってみることにした。
Amazonで早速ポチって、翌日には届いた。
このアダプタを介してパソコンなりスマホなりに接続すれば、認識されるかもしれない。
早速、マイクとアダプタを接続して、、、
アダプタの方のジャックをパソコンに差し込んでみる。
なお、アダプタには音声出力用のジャック (緑色)と音声入力用のジャック (赤色)があるので、挿す口をしっかり合わせよう。
audio-technicaの「AT9901」は3極→4極アダプタを使えば認識された
結論としては、アダプタを使うことでパソコン、スマホともあっさり認識された。
先の、「あーーーー」実験をしたら、想像どおり、マイクを離すと音量が小さくなり、マイクを近づけると音量が大きくなった。
これはパソコンで「Audacity」というソフトを使って「あーーーー」実験を録音してみたときの波形だ。「波形の縦幅が大きい=音量が大きい=マイクが近い」であり、「波形の縦幅が小さい=音量が小さい or ない=マイクが遠い」というのが見て取れる。
なるほど、このオーディオジャックというやつは、いくつかの規格があって、それが合ってないと使えないということがわかった。
映像系や音響系というのはほぼ素人なので、そういうものだというのがわかったのはよかった。オーディオミニジャックは普段何気なく使っていたが、そういう仕組なのね。
それを知ることで、またひとつ大人になった。