長良川清流ホテル (岐阜市)で温泉と長良川を堪能。広い部屋でくつろぎ、温泉でくつろぎ、朝食は食べ過ぎた
岐阜に出かけてきた際、「長良川清流ホテル」さんに宿泊してきた。2泊3日の朝食付きプラン。
長良川清流ホテルさんは岐阜市内にあるホテルで、岐阜市の中心部から少し離れた閑静な場所にあった。
長良川清流ホテルに行こう!
岐阜市の中心部から、車でおよそ20分ほどのところに長良川清流ホテルさんはあった。

外観からすると、なんとも不思議な作りの建物だと思う。

長良川清流ホテルさんは結婚式場も兼ねており、その結婚式場部分にガーデンがあったりするらしい。不思議な作りになっているのはその影響だろうか。
ほんと、どこか何階で、上に乗っかっているようなところも行けるのか?とか、中がどうなっているのかを外観から想像するのも難しい。

玄関は老舗ホテルらしく、なんだか高級感を感じさせる。
長良川清流ホテル ロビー

ロビーは洋風な作りになっていて、広い空間がくつろぎを与えてくれる気がする。
どこからかアロマな香りが漂っており、リラックスできる空間になっていたと思う。

ロビーにはカフェラウンジがあり、コーヒーや軽食などがいただけるようだ。

カフェラウンジの片隅には「カクカクブックス」というコーナーがあって、独創的な?本を販売していた。

ロビー受付のそばにはおみやげコーナーもあった。
地酒や地ビールなどアルコール類の販売もあったから、夜中に喉が乾いたらここに買いに来るのもよさそうだ。
8階 和室
ロビーでチェックインしたら、予約していた和室に移動する。
なんと最上階8階で、長良川がよく見える部屋らしい。12.5畳の和室とのことで、家族5人でゆったり泊まれそう。


まずはメインの和室から見ていこう。


すごく広い気がする。これはゆったり過ごせそうだ。
床の間にはツボが飾られたりしていて、子どもたちを近づけちゃダメなやつ。

ふすまを開けると、和室によくある謎ゾーンもバッチリ用意されていた。
ここの窓から長良川がよく見えるそうなんだが、到着したのは夜だったから、長良川ビューは翌朝のお楽しみ。
外は街灯もなくて本当に真っ暗で、ほとんど何も見えないくらいだった。

謎ゾーンには給湯器などの備品が用意されていた。

押し入れには布団やシーツ、タオル、子ども用の浴衣などが用意されていた。金庫もあるよ。

玄関から上がってくると、冷蔵庫と、何やら奥に続く扉が。

扉の向こうには洗面台があった。広くてゆったり使えそう。

洗面台の反対側はお風呂とトイレになっていた。


長良川清流ホテルさんには温泉大浴場があるから、この部屋付きの風呂は最後まで使わなかった。

トイレも広くてゆとりのある設計だ。
初日は温泉から上がってきてのんびりしていると、従業員さんが布団を敷きに来てくれた。

このところ布団を敷いてくれるホテルに泊まってないから、新鮮な気分。いつも子どもたちと一緒に敷いていて、シーツに偏りがあったりするものなんだけど、さすが本職の人に敷いてもらうと、パリッとしていて気持ちいい。

備え付けのメモ帳すら、なんだか高級感を感じさせる佇まいだった。
ホテル内はWiFi完備だったんだけど、線が細いのか、速度は遅く、あまり安定してなかった。かと思えば、Amazonプライムビデオは十分に見れたりして。利用客の混雑具合でだいぶ違うのかもしれない。
部屋の窓から長良川ビュー!
翌朝。まずは部屋の外を見てみる。

眼の前に広がる長良川ビュー!
丘の上にある建物の8階にいるだけあって、遠くまで見通せる。
部屋の下にはベルのようなものが見えたんだけど、多分あれが結婚式場のガーデンとかなんじゃなかろうか。

左手を見ると、朝日が登ってきているところだった。

右手には金華山と、その上にちょこんと乗っかった岐阜城が見えた。
いい景色ではないか。
もちろん、翌朝も金華山と岐阜城を拝んでおいたぞ。

なお、8階のエレベーターホールもガラス張りになっていて、長良川や金華山、岐阜城がよく見えた。

大浴場
長良川清流ホテルさんの大浴場は、「美人の湯」ともいわれる岐阜県揖斐郡の「いけだゆげの天然温泉」を引いているらしい。

内湯が1つとサウナ、水風呂があった。露天はなし。
内湯は10人は楽に入れるサイズで、足を伸ばしてゆっくりできた。泉質のおかげか、短時間でしっかり温まるようで、そんなに長湯しないでもポカポカになった。
無色透明で匂いも味もなくて、ただのお湯っぽいんだけど、しっかり温泉していたようだ。肌がツルツルになったし、気持ちよかった。
広く取られた窓は、相変わらずの長良川ビューで、金華山に岐阜城ももちろん見えた。窓に向かって椅子が設置されていて、いつまでも座ってられる気がした。
なお、部屋と同じく、夜は真っ暗で何も見えないので、できれば朝風呂も堪能しておきたい。
サウナは3人も入れば厳しいかなぁ、くらいのサイズだった。水風呂は冷たい方で、サウナ→水風呂の1ターン目はブルブルと震えるほどだった。2~3ターンもしていれば慣れてくるものだけれど。
脱衣所にはドリンクバーがあって、水分補給もバッチリ。歯磨きやカミソリ、化粧水、乳液、トニックなんかも置かれていた。
朝食は松風庵にて
今回は朝食付きプランだったので、ホテルに併設されている松風庵で朝食をいただいた。

松風庵には囲炉裏もあったりして、夜は居酒屋のような使い方もできるらしい。滞在中は利用しなかったんだけど、Webページのメニューを見ているとコース料理があったりして、それなりのお値段になるらしい。

そんな囲炉裏を横目にしながら店内に入っていくと、カウンターがあって、そちらで係の人に朝食券を渡し、座席に案内してもらう。

中庭が見える場所に案内されて、外を眺めながら朝食をつまむのもまたよかった。

こちらが朝食の御膳。少量で多彩な朝食メニューとなっていた。マス目の数のとおり、5 x 3 = 12品あった。
これに味噌汁や茶碗蒸しに、おかわりし放題なご飯が付いてくる。満腹間違いなし。

朝食のお品書きを見ながら、料理と名前を一致させていくのも楽しい。
厳選米とあるのは、厳選した3種類のお米をサービスしてくれるというものだ。岐阜県産の「こしひかり」や、岐阜で作ったお米「清流のめぐみ」、その昔は徳川家に献上していたという「ハツシモ」がエントリーしていた。

厳選米はそれぞれおひつに入っていて、好みのものを好きなだけ食べるスタイル。

これはもう食べ過ぎること間違いない。

しかも、フリカケやお漬物も用意されていて、どれだけ米を食わせようというのか。

案内の人によると、お茶の葉を臼で挽いてフリカケにするのもいい、とのことだったから、臼をゴリゴリ挽いたりもした。

さて、厳選米の食べ比べをしようではないか。
銘柄としては定番のこしひかりは、もっちりした食感。ハツシモは他に比べると大粒だった。清流のめぐみは甘みを感じられた。いずれのお米もうまい。いつも朝食では茶碗半分くらいしか食べないのに、結局、茶碗3杯くらい食べた気がする。間違いなく食べ過ぎた。

なお、子どもには子ども用の朝ご飯が用意されていた。10マスに乗っているのは、いくつかは大人にもあるものだったが、子どもが好きそうなベーコン、ミートボール、オムレツなどに変更されていた。
子どもたちには少々多い感じで、息子は食べきっていたけど、娘2人は残していた。
そして、2日目の朝食は以下のとおりであった。



大人も子どもも、1日目とは少しずつ違う品目になっていた。
2日目ともなれば、流石に1日目ほどお米のフードファイトはしなかったが、結局、3種類制覇したくなるものだから、食べすぎてしまったのであった、、、
おわりに
岐阜市に滞在中は、長良川清流ホテルさんに宿泊した。
老舗ホテルらしく、高級感を感じられる佇まいで、それでいて意外とリーズナブルに滞在することができた。
部屋はくつろげたし、温泉はよかったし、朝飯はうまくてつい食べ過ぎてしまった。
移動が多い旅だったこともあって、あんまりホテルでのんびりとはいかなかったのだけれど、1日くらいホテルの中でのんびり過ごすのもいいなぁと思えるホテルだった。
ここに泊まってよかった。
