Steam Deckで「Rise of the Tomb Raider」をプレイ開始!Windowsとセーブデータを同期するにはひと手間必要
「Tomb Raider」をクリアしたので、続編の「Rise of the Tomb Raider」をプレイすることにした。
Steam Deck互換性はプレイ可能という判断のようだし、普通にSteam Deckで動かすことができるのだろう。

実際、Steam Deckでも普通に動いていて、快適に遊べている。
前作に引き続き美しいグラフィックで、ララ・クロフトの冒険を楽しめている。
1つ問題があるとしたら、普通にSteam Deckで動かしていると、Windowsマシンとセーブデータが同期できなかったことだ。
本作について調べてみると、どうやら、
- 「Rise of the Tomb Raider」はLinuxネイティブで動作可能
- Steam DeckはLinuxで動いているから、本作はデフォルトではLinux版が起動する
- Windows版とLinux版では、セーブデータの互換性がない
ということらしい。
そういうことならばと、Steam Deckの設定でLinuxネイティブからProtonで起動する (=Windows版が起動する)よう設定を変更してやったら、セーブデータの同期ができるようになった。
この設定は簡単で、Steam Deckで本作を選んだ後、プロパティ > 互換性 で「特定のSteam Play互換ツールの使用を強制する」にチェックを入れ、下に出てくるドロップダウンボックスから最新の「Proton」を選ぶだけだ。これで本作を起動した際に、Linux版じゃなくて、Windows版が起動するようになる。

この設定をしてやることで、ラップトップやデスクトップといったWindows機で遊びつつ、Steam Deckでも続けて遊べるようになる。
Steam Deckで遊ぶにあたっては、Linuxネイティブで動かした方が、若干、パフォーマンスがいい気はしたんだけど、Windows版を起動したからといってさほど酷くなっている感じはしなかった。それよりはむしろ、ラップトップで遊んだりSteam Deckで遊んだりすることができた方が私のライフスタイルとしては合っている。だから、こちらの方が都合が良い。
前作は日本語化するのに一手間かかったが、本作はWindowsと同期するのに一手間必要になるとは。
一筋縄ではいかないのは、ララ・クロフトの冒険だけではなかった。