確定申告が終わったら、総勘定元帳を製本する。「製本直送」で手配するととても簡単かつリーズナブルにできる。
2024-10-27
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確定申告をしたら、総勘定元帳の印刷をしておく必要がある。
私は特に届け出をしていないので、電子的に保管しておくのではダメで、紙に印刷して物理的に保管をしておかないといけないからだ。
まあ、もしかすると、実態は税務調査が入ることがわかった段階でやればいいのかもしれないが、私は総勘定元帳の印刷を毎年の確定申告業務の〆作業としてやっている。
「製本直送」で総勘定元帳を製本
ただ、総勘定元帳を自分で印刷して、綴じて、保管しようとすると結構手間だ。
私は経理を「マネーフォワード クラウド青色申告」というサービスで行っていて、同サービスから総勘定元帳をPDFでダウンロードしている。その年の取引量によってページ数はもちろん変わるが、ここ数年は150~200ページくらいになっている。
このくらいのボリュームになってくると、いちいち家で印刷して自分でファイリングをしようとすると、かなりの手間と時間がかかってしまう。
どうせならそのあたりの作業をきれいにやってくれる業者はないかと探したところ、数年前に「製本直送」というサービスを見つけ、毎年この「製本直送」さんを使って総勘定元帳を製本している。
その「製本直送」さんで製本したのが、こちらの冊子だ。
開業当初の2012年のものから、1年ずつ製本してある。
なんと、これ、1冊あたり、送料込みで1,000円ちょっとである。
150~200ページくらいになってくると、このくらいの厚みが出てくる。これをいちいち印刷して自分でファイリングしていたらやっぱり面倒な気がする。
プリンタのインクが切れるかもしれないし、給紙がうまくいかず止まるかもしれないし、紙切れを起こすたびに止まるし、両面印刷に失敗したらそこだけ印刷しなおさないといけないし、プリンタが壊れるかもしれない。全ページの印刷が無事終わったとして、今度は全部のページをきれいにそろえて、片っ端から穴を空けていって、ファイリングするのだろうか?
などなど考えていると、半日で終わるといいなーというくらいの作業だ。実際はもっとかかる可能性が高い。プリンタやインク、自分の工賃を考えても、全然安く済まない。
となると、やっぱり業者さんにきれいに仕上げてもらう方がいい。1,000円ちょっとでここまでやってくれるなら、私は全然安い気がする。
「製本直送」さんに入稿する際は、総勘定元帳のPDFがあればいい。
表紙は同サービスが提供している簡単なエディタで作成することができる (もちろん、自分でデザインして入稿することもできる)。
画面の指示に従いながら、表紙を作ってPDFを入稿するだけだから、作業としてもそんなに難しくない。
総勘定元帳自体はそれほどこだわって製本するほどのものではないから、私はほとんどスタンダードな構成で作っている。
値段はページ数や装飾によって変わる。あと、印刷や発送を急いでもらうと更に高くなる。
2019年度は、全部で158ページあって、表紙を含め全部モノクロ印刷にしたら、本体の製本価格は865円 (税込み)となった。
これに送料が入る。ちなみに、私は急ぐものでもないので、一番安い通常便240円 (税込み)にした。通常便とは言え、遅くとも2週間以内には届くから、リードタイム的にも全く問題ない。
合計1,105円。
1ページ10円で印刷しても1,580円なんだから、それより安い上にしっかり製本されたものが届くのだ。これは私的には十分安いと思う。
料金について詳しく知りたければ、「製本直送」さんのサイトに料金シミュレーションがあるから、そこで確認してもらえばよいだろう。
こうしてまた2019年の総勘定元帳の製本を手配したので、私の2019年度の確定申告の作業はほぼ終わりとなった。あとは書類の整理をするくらいだ。順調である。
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