上野「六厘舎」で「上野限定つけめん 痺れ」を味わう。確かに痺れた。
所用で東京に出てきたのだけれど、昼前には予定が終わったので帰ることにした。
ちょっと早いがお昼時だったので、上野駅で北陸新幹線に乗り込む前に、腹ごしらえをしていこうと駅の構内を散策していた。
最初はハードロックカフェでハンバーガーでも食べようかと思ったのだけど、なんとなく違う感じがして、歩き回っているうちに、「六厘舎」を見かけたので、つけめんを食べていくことにした。
なにげに「六厘舎」に入るのははじめて。お店の名前は知っているが、いつも人が並んでいるイメージがあるが、時刻が11時過ぎだったのもあるのか、店内にはほとんど人もいなかった。
スッと入って食べられそうだった、というのもここにした理由。新幹線の出発時刻まで1時間を切っていたし。
つけめんだから多少茹で時間かかるだろうけど、それにしても時間までに十分食べられるだろうと。
表の看板で「上野限定つけめん 痺れ」というのを見かけ、いいアオリっぷりに乗ってこれにしてみることにした。
店内の券売機で「上野限定つけめん 痺れ 大盛り」 税込み1,000円)を購入し、店員さんに渡すと、カウンター席に案内された。
つけめんは茹でるのに8分ほどかかる、という説明をされ、大丈夫だと答えつつ、入り口にあったアルコールで手を除菌し、席に着く。
出てくるまではKindle Paperwhiteで本を読みながら待つ。こういうちょっとした時間にさらっと本が読めるので、Kindle Paperwhiteはいつも旅のお供としてポケットに入れている。
そうしているうちに、注文した「上野限定つけめん 痺れ」が私の目の前に用意された。
つけ麺を食べるのも随分久しぶりだ。ここ数ヶ月は食べた覚えがない。
まずは麺だけで食べてみて、風味を楽しむ。これは知人のペヤング愛好家の方から聞いたつけ麺の楽しみ方で、試してみたのだ。なるほど、麺はこういう味なのね。
それから、つけ麺特有の濃い味のつゆに麺をぶち込み、つゆをつけつけ食べる。
なるほど、「痺れ」と銘打っているだけあって、食べていたら確かに痺れる。舌がピリピリしてくる。この痺れは山椒だろうか?
本格的な中華屋さんで麻婆豆腐なんかを食べると汗が出てくるほど痺れるが、そこまでではなかった。
ほどよくマイルドに痺れる感じで、食べるほどに病みつきになりそうな感じがわかる。
全部麺を食べて、水を飲んだときにえらく舌がスッキリしたのを覚えている。「痺れ」に慣らされていたんだ、ということに気づいたのだ。
麺を食べ終わり、つゆに割りスープを注いで飲んだときにも舌がピリピリした。割りスープをしてもまだいい具合に痺れさせてくれた。
ちょっとスープを入れすぎたので、味がだいぶ薄まってしまっていたのが残念。もし次があるなら、スープは少なめに入れることにしよう。
久しぶりのつけ麺はうまかった。だいぶ満足できた。
ちょっと食べすぎたかな。大盛りだと1,000円ジャストで切りがいいからと大盛りにしたけど、普通盛りで十分だったかもしれない。