「読書」という営みを論理的に読み解くことで、本から得られる知識が増え、活用する幅が広がる
何気なく「読書」という言葉を使うけれど、じゃあ、読書ってどういう営みなのか?というのを説明しようとすると案外難しい。
「読書思考トレーニング」は、そんな「読書」という営みに関して、いい感じにモデル化して解説してくれている本だと思った。

本書では、読書という営みを、インプットとアウトプットという2軸から捉えている。そして、特にアウトプットにつながる読書法を提唱している。
読書法に関する本はこれまでもいくつか読んだことがあり、本書もその一環で手にしたものだ。最近は特にアウトプット、すなわち読書メモの取り方やその後の活用までうまくつなげたいと考えているところで、本書はそのあたりをしっかり書いてそうだと思って買ってみた。
私は、本を読むことで得た知識は、何かを考えるための源泉だと思っている。読むだけで終わりではなく、使ってなんぼ、活用してなんぼということだ。
本書は、本で得た知識からどう自分の意見を形成するか、その意見をどう表現していくか、といったことに言及しており、これは私の考え方とマッチしていると思った。
その他の部分においても、読書という営みをとてもうまくモデル化していると感じており、読んでいてそれほど違和感を感じるところがなかった。
これらのモデルに基づいて、自分の読書のやり方を改めて見直すのもよさそうだと思えた。
漠然と読書しようとか、読書した方がいいとかいう話にとどまらず、どう読むか、どう使うかまできっちり書かれていて、すぐにでも使えそうなアイデアがいくつかあった。
あとは、AIを活用して読んでいくノウハウが書かれているあたりは現代の読書法らしさがあると感じたかな。
まだ全体的にざっと読んだところなので、気になったところを更に精読していきたい。






