いつも2種類のノートを使っているわけ
このブログを立ち上げることを思いついたときに、そういえば普段からそうだわ、と思った。
いつも私は2種類のノートを使っている。
2種類のノート
今風?に言えばこの2種類だ。
- フローノート
- ストックノート
フローノート
フローノートというのは、実態はノートですらなかったりする。
クリップボードに挟んだA4用紙の紙束だ。
用紙はまだ使ってない新品のものもあれば、印刷物の裏面だったりすることもある。
その紙に、思いつくままに書き出していくのだ。
取っておくことは全く考えてない。
「用事が済んだら捨てる」前提で書いている。
だから気軽に書いては捨てて、書いては捨てている。
ストックノート
これに対して、ストックノートは「保管する」という前提がある。
手帳やアイデアノートがこれにあたる。
フローノートに書いたことを、まとめてストックノートに書くこともある。
フローノートで思考して、ストックノートにまとめ上げるのだ。
2種類に分けているといいこと
こうして2種類に分けていると、私の中で精神衛生上よいことがある。
どうも私は「取っておく」となると、肩肘が張ってしまうらしい。
すると、なかなか書けないのである。
残すなら残すなりのものを、と考えてしまうのだ。
将来見ないことがわかっているくせに、残すということは永続的に残すくらいの気持ちになる。
そうなるとますます重たくなり、書けなくなっていく。
その点、捨てる前提の裏紙なら、自由に書いてもいいという許可が出せる。
私にとってはその効果は大きい。
何せ、書き出せば書き出すほど頭の中はまとまっていくのだから。
昔の偉い人に、「書き出してみて、はじめて自分の考えていることがわかる」と言った人もいたそうだ。
まさにそのとおりだと思う。
書き散らして、書き散らして、考えをまとめておいてから、保管するノートにまとめて書いていく。
このやり方でやるととても精神衛生上よいのである。
なお、最近は、この間の子くらいのノートを作っていて、取っておいてもいいし、捨ててもいいという、(私にとっては)絶妙なポジションのノートを開発中である。
ブログ「Drafts」はフローノート
そんなわけで、こちらのブログ「Drafts」は、私にとってはフローノートである。
思いつくままに書き散らしていいという許可がある。
対して、これまでメインブログとして書いてきた「For My Own Life」の方は、ストックノートである。
こちらは少し肩肘を張って、それなりのクオリティで書き続けるものである。
このすみ分けが私にとっては心地よいのだ。