いつも2種類のノートを使っているわけ

2024-01-07

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このブログを立ち上げることを思いついたときに、そういえば普段からそうだわ、と思った。

いつも私は2種類のノートを使っている。

2種類のノート

今風?に言えばこの2種類だ。

  • フローノート
  • ストックノート

フローノート

フローノートというのは、実態はノートですらなかったりする。

クリップボードに挟んだA4用紙の紙束だ。

用紙はまだ使ってない新品のものもあれば、印刷物の裏面だったりすることもある。

その紙に、思いつくままに書き出していくのだ。

取っておくことは全く考えてない。

「用事が済んだら捨てる」前提で書いている。

だから気軽に書いては捨てて、書いては捨てている。

ストックノート

これに対して、ストックノートは「保管する」という前提がある。

手帳やアイデアノートがこれにあたる。

フローノートに書いたことを、まとめてストックノートに書くこともある。

フローノートで思考して、ストックノートにまとめ上げるのだ。

2種類に分けているといいこと

こうして2種類に分けていると、私の中で精神衛生上よいことがある。

どうも私は「取っておく」となると、肩肘が張ってしまうらしい。

すると、なかなか書けないのである。

残すなら残すなりのものを、と考えてしまうのだ。

将来見ないことがわかっているくせに、残すということは永続的に残すくらいの気持ちになる。

そうなるとますます重たくなり、書けなくなっていく。

その点、捨てる前提の裏紙なら、自由に書いてもいいという許可が出せる。

私にとってはその効果は大きい。

何せ、書き出せば書き出すほど頭の中はまとまっていくのだから。

昔の偉い人に、「書き出してみて、はじめて自分の考えていることがわかる」と言った人もいたそうだ。

まさにそのとおりだと思う。

書き散らして、書き散らして、考えをまとめておいてから、保管するノートにまとめて書いていく。

このやり方でやるととても精神衛生上よいのである。

なお、最近は、この間の子くらいのノートを作っていて、取っておいてもいいし、捨ててもいいという、(私にとっては)絶妙なポジションのノートを開発中である。

ブログ「Drafts」はフローノート

そんなわけで、こちらのブログ「Drafts」は、私にとってはフローノートである。

思いつくままに書き散らしていいという許可がある。

対して、これまでメインブログとして書いてきた「For My Own Life」の方は、ストックノートである。

こちらは少し肩肘を張って、それなりのクオリティで書き続けるものである。

このすみ分けが私にとっては心地よいのだ。