夏の夜、お家の庭で子どもたちと花火を楽しむ。
今日は久しぶりに朝から晴れていて、そのまま夜まで天気がよかった。
ちょうどいいから、前にもらってきた花火で遊ぶことにした。
息子や娘が早くやりたいと言ってたんだけど、このところずっと雨が続いていたので、なかなかやってやれなかったのだ。
ようやく花火を開封できる。
もらいものの花火だから、そんなに数はないが、このくらいあれば十分楽しんでもらえるだろう。なにせ5歳児と3歳児なのだ。
ちなみに、0歳4ヶ月児はベビーカーに載せられてキャッキャ言ってた。
息子も娘も、自分の持ち分の花火を決めたら、早速、花火に火をつけていく。
残念ながらろうそくがなかったので、チャッカマンで直接火をつけていくという、効率の悪いものになってしまったが、こればかりは仕方がない。
風もあるし、チャッカマンも燃料が残り少ないようで、なかなか火をつけられなかった。
ようやく花火に火が灯り、バチバチとはじけはじめる。
久しぶりに花火を手にした息子は、最初、若干腰が引けていた。まあ、無理もあるまい。
火がついてバチバチいう花火を、固まってじーっと見ていた。
娘はそもそも花火に火をつけるときの方向が怖くて (私に向けて火をつけようとする)、あっちだ、こっちだ、手は向こうだ、とかやりながら火をつけてあげる。
火がついたらビクッとしてたけど、慣れてきたらジーッと花火を見続けていた。
線香花火もあった。
まだ外が明るかったこともあり、あんまり火が見えなかった。花火をしていたのは18時半くらいだったんだけど、まだまだ日が長いものだ。
息子は3〜4本目だったからか、ずいぶん慣れたようで、線香花火の最後の雫が落ちるまで、この姿勢をキープしていた。
娘は腕を曲げた状態で、線香花火が足元の近くで燃えはじめる始末。体から花火を離せ、と言ったら、花火をパッと手から離して、ボトッと落とした。
まだ火がついたばかりだったから、すぐ拾わせて、手を伸ばし、また点火してあげた。
今度はちゃんと最後に線香花火の雫が落ちるまでジーッとしてくれた。
花火をするにあたって、子どもたちの外でのおもちゃにしている鍋に水を張っていて、火が落ちた花火を完全に消化できるようにしていた。
この鍋の水に花火を突っ込んだときの「きゅぽっ!」という音が、子どもたちには一番の驚きだったようだ。
水に突っ込み、「きゅぽっ!」という音がしたら、2人してキャーキャー言ってた。
夏至は1ヶ月ほど前に過ぎたところだというのに、まだまだ夜が明るく、もう少し暗い方が花火もきれいに見えたかもしれないが、子どもたちはこれでも十分楽しんでくれたようなのでよかった。
昼間はすごく暑かったのが、夕方になって涼しくなり、花火をしていて気持ちいいくらいだった。これで虫がいなければもう少し庭で遊んでいたいくらいだった。