降り積もる雪の中を果敢に進んでいった娘→5分と経たずして帰ってきて、寒いと逆ギレしてた。
朝起きたら、雪が積もっていた。
こんなに雪が積もっていたら、遊びに行きたくなるのが子どもたちだったりする。
まず息子 (5歳)がスキーウェアをまとい、雪の中に出ていった。
それを追いかけて、娘 (2歳)も果敢に出動する。
両手を挙げてバランスをとりながら、片足ずつ雪の中から引き抜きながら、ひょっこりひょっこり歩いている様がかわいい。
スノーブーツを履かせてはいるが、この膝まで埋もれている様子を見ると、多分、ブーツの中も雪だらけだろう。
そして、車の向こうにいる兄ちゃんを発見した模様。
一緒に遊びはじめたようで、私はやれやれと部屋に引き返したのだが・・・
この後、5分と経たずして、娘は兄ちゃんに抱きかかえられ、泣きわめきながら帰還してきた。
何やら必死に叫んでおられる様子。
何事かと玄関を開けてみたら、こんなことを喚いていた。
「さむいの、やなのー!!」
なぜ逆ギレ!?
雪というのはそういうものなのだよ・・・自分から喜んで行ったんじゃないか・・・
わめく娘をなだめながら、部屋に上げて、水浸しになったズボンや靴下を着替えさせる。
ズボンと靴下を脱ぐと、足首あたりが真っ赤になっていた。そりゃ、普通の長ズボンにショートソックスで、スノーブーツと言っても足首までだしなぁ。
「あたたかいずぼんはいていい?」とか聞いてくるので、好きなものを履きなさいと答えておいた。
それから更に10分ほどして、息子も帰ってきた。彼はなんだかんだと20分くらいは遊んできた気がする。
雪でベタベタになっているので、ひとまず玄関でスキーウェアやズボン、靴下などを脱がせる。
その様が、ひと仕事終えたおじさんみたいな感じだった。
寒い思いをした2人は、生まれたばかりの娘と一緒に布団で寝ている母親にひっついて、温まっていた。
子どもたちの早朝雪遊びは、こうして幕を閉じたのだった。