「蓄熱式湯たんぽ」が寒い日になかなか使える。約15分で程よく温まり、4~6時間は温かいまま。
「蓄熱式湯たんぽ」というのを試してみている。
このところどんどん寒くなっていて、布団の中が冷たいのだ。
眠気を感じて布団に入ったものの、布団の中が冷たすぎて目が冴えてしまうという経験をしたことがないだろうか。これから寒くなっていくと、ほとんど毎日そんな感じだ。
そんなわけで、湯たんぽなんかいいかなぁ、と思って探していたら、「蓄熱式湯たんぽ」というものを見つけて、急激に興味が湧いた。
湯たんぽも手軽ではあるが、お湯を沸かすのに時間がかかるし、温度調整も難しい。
その点、「蓄熱式湯たんぽ」であれば、10数分で温まり、布団の中に入れていればそのまま朝まで温かいというのだ。電気代で言えば、温めるのに2円とかからないらしい。
冷めたらまた同じようにして温めればよく、繰り返し使える。
そう思うと、湯たんぽよりはるかに手軽だし、経済的だと思う。
楽天で見ていると、「蓄熱式湯たんぽ」とか「充電式湯たんぽ」とかいうものは色々なものがあるようだが、原理はほぼ同じもののようだし、値段は2,000~3,000円ほどだ。
どうでもいいけど、「充電式湯たんぽ」という呼称ではあるが、バッテリーを積んでいる気がしないし、やはり「蓄熱式湯たんぽ」というのが正しいのではなかろうか?などという疑問もあるが。
そんな中から選んだのは、この「KEYNICE 充電式湯たんぽ」というものだった。
届いた商品の外箱を見れば、もうどういうものかわかるというもの。
枕のようなものに電源を突っ込むところがあり、こんな風にして蓄熱するということだ。
箱の裏面が使い方をすべて物語っている。
蓄熱して、カバーに入れて、好きに使えというのだ。
早速、開けてみよう。
内容物は、
- 湯たんぽ本体
- カバー
- 電源プラグ
- 取扱説明書
湯たんぽ本体にある白いカバーのようなものを開けると、電源プラグを差し込めるようになっている。
ここに差し込んでおけば、電気の力で湯たんぽが温まる、ということのようだ。
蓄熱しているときはこんな感じ。
プラグを差し込んでいるところにランプがついていて、蓄熱中は赤く点灯し、蓄熱が終わったらランプが消える。
実際に蓄熱してみたところ、10~15分くらいでランプが消えるようだ。大体60℃くらいになったところで通電を止めてくれるらしい。
周りの気温にも影響を受けるようなので、温かい部屋でやるともっと早いのかもしれない。
蓄熱が終わったら、カバーに入れる。
カバーは柔らかくて、モフモフのクッションだ。手触りがよい。
カバーは筒状になっていて、両側から手を突っ込んだりもできる。
手を突っ込むと、上面のクッションと、下面の湯たんぽに挟まれる形になる。
これをお腹の上に置いた状態で、両側から手を入れていると、お腹も手も温かい。
フカフカの温められたクッションに両手が包まれているだけで、なんとも言えない気持ちよさがある。
実際、部屋が寒いときはこのクッションをなんとなく持ったり、太ももの上に置いたり、腰に置いたりしているだけで、随分と体感温度が変わる気がする。
肝心の、事前に布団の中に入れておいて温めてもらう作戦に関しては、正直それほどの効果は見受けられなかった。流石にこんなのを入れておいただけで布団全体が温まるはずはない。
まあ、ひとまず寝る前にお腹あたりに置いておいて、寝るときに足元に持っていけば、冷たい布団がちょっとはマシになった気がするくらい。
布団が冷たいのをなんとかしたくてこういうものを探していたのだが、どうやら布団に入る前こそいい感じに使えている気がする。ここ数日は、日中こそ手放せてないし。
寒い日のお供にいい感じのアイテムだ。