「龍神まつり」をチラ見する 御代田町最大の夏祭り
毎年この時期、7月の最終週に、私が住んでいる御代田町では「龍神まつり」というのが行われている。
詳しい話は役場や観光サイトに委ねるが、要は道端に出店が出て、公園に設置されたステージでは幼稚園の出し物があったり、広場では龍神が舞ったりするという、いわゆる夏祭りである。
私も御代田町に移住してきてというもの、だいたい毎年、このお祭りを見に行っている。
今日はそんなお祭り当日なので、昼間に屋台が出店しているあたりを、家族みんなで散策してきた。
夕方から奥さんと子どもたちは盆踊りに参列するというので、それまでに一旦帰りたかったこともあり、本当に昼間、小一時間ほどふらりと見てきた。
御代田駅前〜龍神の杜公園に屋台が並ぶ
屋台が出ているのは、御代田駅前から龍神の杜公園に至る、歩けば10分とかからない通り沿いだ。
着いたのが14時過ぎと、時間帯が早かったからか、まだ準備中な屋台もあったりしたくらい。
そんなお祭りのメインストリートを、家族でぞろぞろと歩く。
人の多い場所に出てきて面食らったのか、娘は神妙な顔をしてて、抱っこを強く所望してきた。
普段、こんなに人が集まる場所にいないから、ちょっとびっくりしたのだろうか。
もちろん、田舎町の夏祭りだし、時間帯も早いので、そんなにひどい人混みではないが、彼女にとっては1週間で出会う人の数を軽く超えているわけで、いつもとなんか違う、と思ったのだろう。
そんな彼女を奥さんと代わりばんこで抱っこしながら、屋台を見て回った。
何かうまいそうなものでもあれば買い食いしようと思っていたけど、唐揚げ、ポテトフライ、焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、とかいう、定番メニューばかりだったからか、どうにも食べる気にならず、結局のどが渇いたのでレモネードを買って飲んだだけだった。
全長45mの龍神にご挨拶
最後に、龍神を見に行った。
全長45mあるそうで、全国のお祭りで担がれる龍の中でもおそらく最も長い龍神だろうと言われている。
昼過ぎに真楽寺というところで舞ったあと、夕方と夜の舞台になる龍神の杜公園にやってきていた。
ちなみに、この龍は火を吹くようになっていて、その仕掛けになるノズルが口の中から見えている。
今年はその舞を見に来ることもないので、ご挨拶だけしておいた。
時間にして小一時間ほどだったが、屋台巡りをして十分祭気分を味わえた。その後、天気も崩れ気味だったので、早めに帰ったのでよかったと思う。