乱立する「なんとか」Payに一切手を出してない理由
「なんとか」Payがいくつも出てきているが、私はどのPayにも未だ手を出していない。
それぞれのPayサービスが利用者を獲得しようと、入会特典的なものを大々的にひっつけ、マーケティング費用を異常にかけている状態なのを知っていても、だ。
一番気になっているのはセキュリティの問題なんだけど、それ以上に、全部が基本的にプリペイド型なのが手を出さない大きな理由。
プリペイド型だと、先にお金を入れる必要がある。
「なんとか」Payはそれぞれ独立したサービスなので、A-Payにチャージしたお金は、B-Payでは使えない。
だから、入会特典目当てで次々登録したら、それだけお金をばらまくことになる。
これはポイントサービスも同じことで、いくつものポイントサービスを使うと、ポイントが分散してしまい、どうしても無駄が出てくる。
だったら1つのポイントサービスに絞った方が結局は儲けは増える。
モバイル決済で言えば、私はずっとSuicaを使ってきたし、Suicaに連動したViewカードのポイントも取ってるしと、Suica圏にいるのが結局いろいろ悩まなくて済むし、これが結果的にいくつかの「なんとか」Payにお金をばらまくよりマシな状況になっていると思っている。
それぞれのPayサービスの細かい仕様をいちいち確認して、どっちが得かとか考える時間も加味すれば、あながち悪い選択ではないんじゃないかな。
Suicaの他には、補助的にEdyを使っているが、もうそれ以上のところにお金を分散したいとは思えないので、よっぽどの魅力が見えてこない限り、「なんとか」Payに手を出すことはなさそうだ。