メッシュWiFi「TP-Link Deco M5」でIPv6を有効にする
メッシュWiFi「TP-Link Deco M5」を導入してから、我が家のネットワーク環境は快適になった。
ただ、ふとしたときに「ちゃんとIPv6で通信できているのかな?」と疑問に思ったので、こちらのサイトで確認してみたところ、、、
あれ、IPv6で動いてないぞ、と。
確か設定した気になっていたが、どうもそれでは十分ではなかったようだ。
それからいろいろ設定して確認したところ、メッシュWiFi「TP-Link Deco M5」でIPv6が使えるようになった。
なお、我が家のインターネットは「BIGLOBE光コラボ」を使っていて、ひかり電話を導入しており、IPv6サービスにはもともと加入してある (前に使っていたルータではIPv6で通信できていた)。
TP-Link Deco M5でIPv6設定
Deco M5の設定は、すべてスマホのアプリ「Deco」から行う。
アプリを開いて、右下の「その他」をタップし、出てきたメニューの「詳細設定」をタップ。
すると詳細設定画面になるので、ここで「IPv6」をタップ。
IPv6の設定画面で、まずはIPv6を有効にする。
IPv6を有効にすると、同画面の下にメニューが出てくる。
ここで「IPv6接続タイプ」をタップ。
4つの接続タイプが出てくるので、ここでは「パススルー」を選ぶ。
なお、ここの設定がプロバイダによって変わるところなので、自分のプロバイダが何に対応しているかは確認することになる。
たぶん、だいたい「パススルー」で行けるんだと思う。
これで設定は完了だ。
ここまで設定したあと、WiFiを一度切り、またWiFiにつなぎ直す。
先の検証サイトをもう一度見てみると・・・
IPv6で接続できていることが確認できた。
まあ、正直IPv6にしてみたから本当に速くなっているのかは体感できてないが、使えるなら使っておくのもよいだろう。
IPv6接続は、ひかり電話を導入しているかで状況が変わる
なお、IPv6に接続するにあたり、ひかり電話を導入しているかどうかで状況が変わってくる。
簡単に言うと、ひかり電話対応モデムか、そうじゃないモデムかで通信方式が変わるからだ。
詳しい話は省くが、
- ひかり電話対応モデム→モデムの方でうまいことやってくれるので、ルータはだいたいなんでもOK
- ひかり電話対応モデムじゃない→モデムは何もしてくれないので、ルータの方でうまいことやる必要がある
と思ってよさそう。
つまり、ひかり電話対応モデムじゃないなら、各プロバイダが提供しているIPv6サービスに対応しているルータを用意する必要があるということ。
具体的に何の機種がよいかは、各プロバイダのIPv6紹介ページあたりに「推奨機種」が挙げられているので、それを参考にしてルータを用意すればよい。
BIGLOBEであれば、この辺のルータは動作検証しているからオススメだよ、というページがある。
実は、東京事務所でどうしてもIPv6接続できず、理由がわからない時期があった。
あちらはひかり電話を導入しておらず、まさかそれが理由でつながらないなどということがあるとはまるで思わなかったのだ。
結局、プロバイダが推奨する機種を用意する必要があることがわかり、ルータを泣く泣く買い替えたのだった。