メッシュWiFi「TP-Link Deco M5」を広い田舎の古民家に導入するまで~まとめ
私たちが今、住んでいる家は、長野にあるだだっ広い古民家だ。
約177㎡あるそうで、全10部屋ほどある平屋。
広い家に住むのは、子どもたちと過ごすのにはいいのだけれど、家全体にWiFiネットワークを張るのは難しくなってくる。
同じ床面積で3階建てとかだったら、上下に電波が飛ぶからまだマシなのだろうが、平屋だととにかく遠くまで電波を飛ばす必要があって大変だ。
頑張ってWiFi中継機を設置したりしていたのだが、どうにも使い勝手が悪くなってきたので、思い切ってメッシュルータを設置することにした。
メッシュWiFi「TP-Link Deco M5」の導入を決定
そんなわけでメッシュWiFiを設置することにして、どの機種にするのがいいか、色々調べてみた。
メッシュWiFiはようやく各社出揃ってきた感があって、選択肢が増えてきたところ。
まだまだ価格はこなれてなくて割高感は拭えないが、その中でもコスパがよさそうな 「TP-Link Deco M5」を導入することにした。
ルータ3台で2.5万円くらいで、このスペックなら、というお値ごろ感を感じた。
我が家の構造的に、ルータ2台だとちょっと心もとない感じがしたので、3台構成でネットワークを組んでみることにした。
「TP-Link Deco M5」3台構成で広い平屋の古民家内ネットワークを構築
我が家の形はL字型になっていて、折れ曲がっているところにある部屋に光ファイバが入っている。
1台は光ファイバを収納しているモデムに直結、あとの2台は家の端の部屋に設置してみることにした。
結局、前までWiFi中継機をおいていたのと同じ場所に設置したことになる。
物理的にはおいていくだけで設置は終わり。あとはスマホのアプリでルータの設定をしていく。
ルータの設定自体は、スマホのアプリがあれこれ聞いてくるので、それに答えていけば設定は終わる。
このあたりで私は特につまずくことなく、すんなり導入できた。
試しにAmazon Primeビデオで適当なアニメでも再生しながら家中歩き回ってみたが、特に動画が途切れることもなく、普通に再生ができた。実用上は問題なさそうだ。
それなりに速度も出ている。
これまで「なんとなくこの部屋にいると途切れるかも?」と思っていた部屋も、そんな感じはしなくなった。快適になったと言えよう。
なお、これを機にWiFiに接続している機器の設定をしたところ、パソコンやスマホは言わずもがな、Nintendo Switch、プリンタ、Fire TV、Chromecastなど、実に10台以上の機器が接続されていて、機器ごとに設定していくのが結構面倒くさかった。
端末名を個別に設定していく
ネットワークに機器を登録すると、どこから持ってきた名前なのかはわからないが、接続機器の一覧に乗ってくる。
我が家はただでさえ10台以上接続していて、しかも訪問者用にゲストネットワークを開放していることもあり、どれがどの端末なのかわからないというのは気持ち悪いし、いざというときにネットワークから遮断することもできなくなるため、ひとつひとつがどの端末なのかはわかるようにしておきたい。
そこで、ひとつひとつの端末を特定して、わかるように名前をつけていった。
IPv6設定
あとは余談だが、IPv6の設定もした。
現状であれば、IPv6で接続できるのであれば、そちらの方が高速に動作することが見込めるからだ。
IPv6に関しては、こちらの設定もする必要があるし、相手側のサーバも対応している必要があるため、実際どのくらい有効なのかはまだよくわからない。
おわりに
かれこれメッシュWiFi「TP-Link Deco M5」を設置してから3週間ほど経過している。
今のところ取り立てて問題もなく、当初意図していたとおり順調に稼働している。
あとは適当にその辺に置いている感はあるから、壁に取り付ける器具を買って、邪魔にならないようにしてもいいかもしれない。
少し値は張ったが、いい買い物をしたと思う。