茶臼山動物園でレッサーパンダなどを見てくる。動物との距離が近くて、じっくり観察できた。
今日はフラッと思いつきで、「茶臼山動物園」に行ってきた。
茶臼山山麓にある動物園、植物園、恐竜園
茶臼山動物園は長野市にある動物園で、茶臼山山麓にある。
ここは動物園の他にも、植物園や恐竜園が併設されていて、1日じゃ回りきれないくらいのボリュームがあった。
この地図の下が動物園で、左上が植物園、右上が恐竜園となっている。地図の縮尺があっているなら、いずれも同じくらいの広さということになる。
今回のメインは、この中の動物園のエリアである。
それでは、動物園に向かってレッツゴー!
茶臼山モノレールで動物園に向かう
今回は動物園北口の駐車場に車を停めて、そこから動物園に向かった。
なお、北口の駐車場は茶臼山の中心部のようで、植物園や恐竜園にもここから向かうことができる。
また、北口の駐車場に、動物園の入り口に向かう「茶臼山モノレール」がある。
乗車券は大人1人100円で、未就学児は無料だ。だから我が家は200円で乗ることができた。
モノレールは動物園の入り口と駐車場を結んでいて、10~20分おきに上り下りしているらしい。
動いているところを見てものんびりしているもので、景色を見てもらうために速度を落としているのだろう。
モノレールのホーム。ちなみにこちらは「中央駅」で、モノレールで登りきったところは「動物園北口駅」とのこと。
モノレールに乗車して、だいたい3分くらいで動物園北口駅に到着した。
その間、ガラス張りの社内から外の景色がよく見えた。
ここから眺める景色はとてもキレイだった。
ちょうど付近の桜が開花しはじめていて、モノレールの車内からもよく見えた。
茶臼山動物園に入場
動物園北口駅で降りると、すぐに動物園の入り口があった。
こちらで動物園への入場券を購入する。
大人600円、小中学生100円、未就学児は無料とのこと。
入場家を手に入れたら、早速動物園の中に入っていく。
茶臼山動物園といえばレッサーパンダ
動物園の北口から入っていくと、まずはレッサーパンダの展示があった。
茶臼山動物園はレッサーパンダで有名なようで、私の中でもなんとなく「茶臼山動物園といえばレッサーパンダ」というイメージがある。
日本でも屈指のレッサーパンダ繁殖地だそうで、レッサーパンダの展示にはとても力が入っていると思う。
すごく近くで観察することができて、頭上に張った板の上をのっしのっしと歩いている様も見られる。
その板も、手を伸ばせば届くところにあって、「子どもを抱っこしたり肩車したりして見せるな」と注意書きがあるくらいだ。
あそこから落ちてきたり、こちらに襲いかかってきたりしないのだろうか?そういうのを防ぐセーフティーネットみたいなものもなかった。
早朝に入ったからか、まだレッサーパンダを見ている人は少なくて、子どもたちとゆっくり見ていくことができた。
園内はアップダウンが大きい
そこから園内を歩いていくのだが・・・
茶臼山動物園は、山の斜面をうまく使って動物を展示していて、例えば、サル山であれば下から見ることもできるし、ぐるっと回って上から見ることもできるようになっている。
キリンのような4~5mある動物も、坂を登って上から見られるようになっていた。下の写真はほぼ同じ目線でキリンの顔を撮影できるほどだった。
そして、その分、園内のアップダウンがかなりある。
大体の道が斜面になっていて、場所によっては階段だったりする。
もうじき1歳1ヶ月になる娘は、このところ階段を見れば登りたくなるようで、果敢にチャレンジしていた。
それほど広い園ではないが、このアップダウンが結構効いた気がする。
動物たちとの距離が近くて、臨場感がある
それにしても、この茶臼山動物園は、動物との距離がとても近かった感じがする。
目と鼻の先で大きな亀を見ながら、子どもたちははしゃいでいた。
流石に新型コロナのこともあって、動物とのお触りは禁止されていて、檻に近づけなくなっているところもあったが、それでもかなり近かった。
唾をかけられたりおしっこをかけられたりするから気をつけてね、とまで書かれてたりするほどだ。
ずっと柵に顎を乗せて動かないアルパカも、手を伸ばせば触れられる距離にいた。
ちなみに、アルパカが1月中旬に生まれたばかりだそうだ。
多分、あの小さい子がそうだったんじゃなかろうか。
ゾウが鼻で体をこするときの「シャリシャリ」という音が聞こえてきたり、目の前で大声を出すチンパンジーに驚いたりした。
動物たちは行動展示
それぞれの動物がいる檻や柵の中は、結構広めに取られていて、動物たちは思い思いに過ごしているようだった。
追いかけっこをするサルとか、崖を登るニホンジカとか、走り回るクマとか、渡り板を歩くレッサーパンダとか、見ていて面白い。
キリンなんか、柵を乗り越えて隣にいるシロオリックスの角を、舌でなめたりしてたし。
随分フリーダムだ。彼らは仲がよいのだろうか?シロオリックスも特に反撃するでもなく、嫌なら去るくらいだった。
まあ、キリンはサバンナの中でも1、2を争う猛者だから、シロオリックスからすると内心ビクビクなのかもしれないが。
そうして園内を子どもたちと回って、動物たちを眺め、楽しんだのだった。
おわりに
ふと思いつきで茶臼山動物園までやってきたが、家族連れで来るにはいいスポットだったと思う。
実際、来園者はほぼ家族連れだったようだし。
「家族連れで行けるいいとこない?」とか聞かれたら、オススメする場所だ。
園内はだいぶゆっくり回ったと思うが、午前中で一通り回れたから、3時間とかからず全部の動物を見て回ることができたようだ。このサイズ感もちょうどよかった気がする。
あと、桜がキレイに咲きはじめているところで、ちょうどいい日に来れたのもよかった。あまり桜は狙っていなかったけど、結果的にキレイな桜が見れたので満足度が高い。
今日はかなり暑かったからか、来たときよりも帰るときの方がさらに咲いていた気がする。
家から車で、高速を使って1時間ちょっとくらいのところだったし、また遊びに来てもよいと思った。
次来るときは、恐竜園や植物園をメインに回ってみたい。
茶臼山動物園
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