「長野県立歴史館」で縄文土器の企画展や、常設展を見て回りながら、昔の暮らしに思いを馳せる
「科野の里歴史公園」にある、「長野県立歴史館」に行ってきた。
もともとは「森将軍塚古墳」を見るためにここに訪れたのだけれど、歴史館も敷地内にあり、息子が行ってみたいと言うのでついでに行ってみることにしたのだ。
入り口で観覧料を払って中に入る。
歴史館には企画展と常設展があり、どちらかだけ行くか、どちらも行くかで観覧料が変わってくる。
- 常設展 大人 300円、大学生 150円
- 企画展 大人 300円、大学生 150円
- 共通券 (常設+企画) 大人 500円、大学生 250円
高校生以下は無料だから、子どもたちはタダだった。
どうせなら全部見てやろうと、共通券を大人2枚買って入った。
今にして思うと、私は大学生でも入れたなー、なんて思ったりして (2021/4〜放送大学生をしている)。
歴史館で最初に見て回ったのは企画展で、縄文土器の展示をしていた。
重要文化財や国宝に指定されている土器もあったりして、なかなか豪華な顔ぶれだった。
土器のことなんてわからないけど、ものすごく繊細な造形をしていて、昔の人はどうやってこんなものを作ったんだろう?と、当時の人たちの生活に想像が膨らんだ。
続いて常設展に入る。
常設展の入り口にナウマンゾウの模型があり、多分実物大であり、しかも動いていた (首を上下に降っていた)。
末の娘はそれが怖かったみたいで、入り口で固まっていたところを保護された。泣きそうになっていたのを連れて奥に入る。
順路に従って歩いていくと、原始の時代から古代、中世、近世、近現代と、時系列に展示されていた。
それぞれの時代の資料の展示点数が結構な量で、よく見て回ろうと思ったら半日近くかかりそうだった。
子どもたちがいる手前、適当にスキップしながら見ていったけど。
「長野県立」なだけあって、長野県を中心にした時代の流れを感じられた。
歴史に関しての細かいことはわからないんだけど、たまにはこういうところに来て、いろいろな展示物を見るのも大事だなと思った。
息子は古代や古墳時代のことは割と興味があるようだったが、近代になるほど「ふーん」という感じだった。彼も歴史を学ぶともっと楽しめるようになるのだろうか。
たまたまそこにあったからと、思いがけず行ってみただけだったのだが、意外と楽しむことができた。