「科野の里歴史公園」で長野県最大の古墳「森将軍塚古墳」などを散策しながら、当時の人の生活を想像した
息子に「古墳時代のサバイバル」という本を買ってやったら、何度も読み返していて、だいぶ古墳の知識が頭に入っているようだった。
そういうことなら、実際に古墳に連れて行ったら面白いかと思い、古墳くらい近所にあるだろうと検索してみると・・・
千曲市に「森将軍塚古墳」という、長野県最大の古墳があるというではないか。
千曲市ならうちからも比較的近いし、古墳に関する博物館もあるようだし。ここに行けば古墳のことがもっとわかるんじゃないか、と期待して行ってみることにした。
科野の里歴史公園
よくも調べず、とにかく古墳を見ようと思って向かってみたら、森将軍塚古墳は「科野の里歴史公園」という公園の敷地内にあった。
この「科野の里歴史公園」は、「森将軍塚古墳」の他に「長野県立歴史館」や「科野のムラ」といった施設もあった。
こういうものは現地に行ってみるまで案外わからないものだ。
森将軍塚古墳
早速、「森将軍塚古墳」から見ていってみる。
古墳までは公園内を走るバス (有料)に乗っていった。
ここでは実際に古墳の上を歩き回ることができた。
丘の上にあるし、天気も良いしで、見晴らしが素晴らしくよかった。
古墳を見たあとは、「森将軍塚古墳館」に行って、こちらの古墳に関連する情報収集をした。
科野のムラ
「森将軍塚古墳」と「森将軍塚古墳館」を堪能したら、「科野のムラ」にも行ってみる。
ここは縄文時代~古墳時代あたりの村をイメージして住居や田畑を再現したもののようだ。
実際に住居や倉庫に入ったりもできた。
昼食休憩
「科野のムラ」を回ったところで、お昼時になった。
このままどこか食べに行ってもよかったのだけれど、「科野の里歴史公園」には一面芝生なところがあって、目の前にはコンビニがあったから、コンビニで昼食を調達して、ここで食べていくことにした。
天気も良くて、気持ちよかった。
お手軽なピクニック気分。
ちょいと疲れたので、芝生に寝転がると本当に寝そうだった。
でも、寝転がっていると、なぜか子どもたちが飛びかかってくる。
子どもたちは、しばらくするとじゃれているのに飽きたのか、その辺に走り去っていった。
長野県立歴史館
芝生で休んだら、「長野県立歴史館」に向かう。
息子が興味を示し、行ってみたいというので、せっかくだから行ってみるか、と。
歴史館は常設展と企画展があって、これもせっかくだからとどっちも行ってみることにした。
精巧な縄文土器を見たり、大量の展示物を見たりしながら、古代~近世の人々の生活を想像した。
おわりに
ただ古墳を見ようと思ってやってきたのだけれど、思いの外いろいろと見どころがあって、子どもたちと一緒に楽しむことができた。
歴史公園と銘打っているだけあって、こちらの施設を見て回っていると、歴史を感じるというか、当時のこの辺で暮らしていた人たちの生活を想像させられた。
当時の気候がどうだったのか知らないけど、もし今に近いんだとしたら、-10℃の世界をどうやって過ごしたんだろうな、とか。
えらく精巧な土器を作っているけど、どんな職人がいたのかな、とか。
そんなことを考えながら、公園をぐるりと巡ったのだった。