「小諸市児童遊園地」は、小諸城址「懐古園」にある小さな遊園地。小学校低学年くらいまでなら十分楽しめそう。
小諸市が誇る史跡「懐古園」の中には、児童向けの小さな遊園地がある。
「懐古園」の文字が美しい「三の門」をくぐって左手の方に行くと、遊園地の看板が見えてくる。
正式名称は「小諸市児童遊園地」というそうだ。
なお「懐古園」内には動物園もあるのだけれど、今は休園中だ。
看板にしたがって歩くこと数分で、遊園地の入り口が見えてくる。
何気にこの遊園地に足を踏み入れるのは、私は初めてだったりする。
入園自体は無料で、乗り物に乗るなら「のりもの券」を購入するシステムになっている。
「のりもの券」は、遊園地の奥の方にある「のりもの券売り場」で購入できる。
「のりもの券」は、
- 1回券 200円
- 回数券 1,000円 (6回分)
というシンプルな料金設計。
ひとまず1,000円を出して回数券を買う。
大人も子どもも、この「のりもの券」1枚で好きな乗り物に乗ることができる。
うちの場合、息子は小学生だから1人で乗れるけど、娘は未就学児だから保護者と一緒に乗ることになる。
つまり、6枚あるけど、息子が2回、娘と親が2回乗っておしまいである。
末の娘は未就園児だし、まあ乗せるのは難しいだろうな、ということでカウント外。大人しく親と待っていてもらう。なお、2歳以下は無料で、乗り物によっては乗ることはできそうだった。
さて、「のりもの券」を買ったことだし、早速、乗り物に乗ることにする。
園内では、7つくらいの乗り物が稼働中だった。
息子は迷うことなく、この「ジェットスター」に乗りたがった。
ぐるぐる回りながら、上昇したり下降したりする乗り物だ。
手元のレバーを押すと下降、引くと上昇になっていて、ちょっと操作しながら遊ぶことができるらしい。
よほど息子は楽しかったようで、ここに2回連続で乗った。おいおい、それでいいのか。
その後、改めてチケットを調達してきて、別の乗り物にも乗る。
こちらは「スワンサイクル」。自転車のように漕ぎながら移動する乗り物だ。
園内の半分くらいをぐるっと1周するようになっている。
息子や娘は足が届かず、一緒に乗った奥さんがひたすら漕いでいた。
あとは100円を入れたら音が鳴って動く乗り物がいくつかあって、末の娘はそのあたりで私と一緒に過ごしていた。100円、入れなかったけど。
すごく小さな遊園地で、乗り物も7つほどで、ぶっちゃけ子供騙し (!?)なレベルなんだけど、児童遊園地なんだからこれで十分なんだろう。
実際、小学1年生の息子も、幼稚園児の娘も、十分に満足していて、まだ遊びたいようだった。
こういうものだったら、また連れてきてもいいかな、と思う。それこそお弁当を持ってきて、ベンチに座って食べながら子どもたちを遊ばせるのもいいだろう。
子どもが小さいうちは、こういう規模感の遊園地もいいものかも、と思ったのだった。