放送大学「学習・言語心理学」を履修した理由
放送大学の2022年度1学期に、「学習・言語心理学」を履修することにした。
この科目を選んだ理由は、大きくは2つある。
1つは、認定心理士や公認心理師といった資格の取得要件に指定されている科目だからだ。要は、放送大学としては取っておけと言っている科目だと思っていいだろう。
もう1つは、「学習心理学」そのものに興味があるからだ。
社員研修やコーチングなんかをやっていると、まさに「人が学習する過程」を扱う。
企業にプロジェクトマネージャーとして支援に入っていても、プロジェクトメンバに何かしら学習を促すことはよくある。
私としては、相手にはできるだけ簡単に、楽しく、すぐに、スムーズに学習して、結果につなげてほしい。
そんなわけで、学術的な理論や知識を、体系的に学べるというのなら、望むところだった。
なお、科目の名前は「学習・言語心理学」だが、こういう心理学の領域があるわけではなく、学習心理学や言語心理学という領域があって、それらを合わせて学べるように設計されているらしい。
言語を学ぶ過程を扱うことで、双方の領域の学びを深められるように編成しているようだ。
言語を学ぶ過程、というのもこれまた私にとって興味深いから、この科目は学んでいて楽しいと思う。
これまで「教育・学校心理学」などで学んできた内容もあり、早速、体系的に学んでいくことの相乗効果を感じている。
学んだことをどんどん使えるようにしていきたい。