コロコロコミックに大爆笑する息子を見ていて、自分が子どものころを思い出す
息子はコロコロコミックが楽しいらしい。
今日もゲラゲラと笑いながら読んでいた。
いつだったかはもう忘れたけど、気まぐれに買ってやったのがコロコロだった。
私も子どものころに読んでて、まだあるんだなーと懐かしくなる。
あのサイズで、あの厚み。時代を経ても変わりがないようだ。
厳密に言えば、私の幼い頃は、兄がコロコロで、私はボンボンだった。一応、そういう棲み分けにしていて、母親が毎月、それぞれにそれぞれを買い与えてくれていた。
それらをお互いに貸し借りしながら読んでいたわけだ。だから、どちらかと言えば私はボンボン派であり、コロコロのことはザッとしか読んでなかったと思う。そのうちガンガンに変わったけど。
だが、今はもう、ボンボンはない。だから、息子が読めるのは、未だに刊行されているコロコロだ。
息子は娯楽に飢えていて、コロコロを猿のように読んでいる。それこそ何回も読み返している。
我が家はゲームやテレビができる時間を決めていて、居間のテレビがつけっぱなしにはなっていない。むしろ、テレビは基本的には消えている。そもそもテレビアンテナすらなくて、Amazonプライムしか見れないから、見たいときに見たいものを見るスタイルだし。
そう思うと、彼はずいぶんと暇をしているんじゃないかと不憫に思うようになり、コロコロでも買ってやるかな、と思ったのだった。親心というやつだろうか。
私も毎月買ってもらってたし、このくらいはいいかな、とも思うのだけれど。読んだら読みっぱなしで片付けないから嫌になってしまい、たまに買ってやる程度だったりする。
まあ、それでも買ってやると嬉しそうに読んでいるし、たまの娯楽として買い与えるのはいいかな、と思っている。そのうち単行本というのがあるのを知って、欲しがるのだろうか?置く場所がないから、買わないけど。ていうか、古いコロコロも随時捨ててほしいのだが。
コロコロを買い与えるなど、何かしてやりたいと思えど、物理的にも経済的にも折り合いをつけないといけないし、彼の成長にも配慮がいるし、ちょっと頭を悩ませているのである。