PCR検査ってそういうことやってんだ!と理解が深まる「ニュートン」の特集「ゼロからわかる分子生物学」
放送大学での学習に役立ちそうだと思って買ってみた「ニュートン」2023年2月号。
読んでみるとなかなかおもしろい。やはり科学技術はわかると楽しい。
第2特集「ゼロからわかる分子生物学」を読んでいると、PCR法について書かれていた。
昨年、私も検査した流行りのPCR検査がどういう原理の検査なのかが、見開き2ページで解説されていてわかりやすかった。
もちろん、これは全部を語っているわけじゃないのだろうけど、ざっくりと概要を掴むにはよかった。
なんとなく核酸を培養する手法だというのは聞いたことがあったけど、こんな原理だったのね、くらいにはわかったと思う。
PCR検査の結果の信頼性うんぬんについては私は評価しないけど、原理を学ぶことは楽しい。
そこからmRNAの説明や、ワクチンがどういうものかの説明が続き、なるほどこうやってつながっているのかと理解が深まる。
遺伝子について学ぶほどに、生命の不思議について考えさせられる。
知的好奇心を刺激されるよい読み物だった。