Kindle Paperwhite (第12世代)を購入。ページめくりの速度がかなり速くなり、読書体験は向上した
Amazonが販売している電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite (第12世代)」を購入した。
Amazonセール中でもカバー、保護フィルムセットで3万円くらいと、結構なお値段がするブツだ。Kindle Paperwhiteを長年使っているものとしては、発売当初から気にはなっていたけど、どうすっかなーと悩むくらいのお値段であった。前の機体 (第11世代)がまだまだ普通に使えているし。
Kindleは正直、かなり値上げが進んでいるデバイスな感じがする。
だが、思い切って買うことにしたのだった。
Kindle Paperwhite 第12世代、カバー、保護フィルムセット

前回のAmazonセール中に購入したときは在庫が豊富にあったようで、翌日には届いた。
Kindle Paperwhite本体と、純正ファブリックカバー (ブラック)、保護フィルムの3点セットだ。
確か、セットで買うと1,000円くらい値引きがあった気がする。合計で3万円を超えないくらいに抑えました!という感じ。
Kindle Paperwhite 第12世代

Kindle Paperwhite 本体の内容物はこんな感じ。
本体の他には取説みたいなのが2冊と、USBケーブル (Type-A – Type-C)が入っていた。

本体のディスプレイには、画面にフィルムでも貼っているのかと思うくらい、きれいに初期画面が表示されている。

裏面にはAmazonのロゴが。
本体の装飾は至ってシンプルだ。電源ボタンと充電用のUSB端子くらいしかない。
純正ファブリックカバー (ブラック)
純正ファブリックカバーは、ザラザラとした手触りの表面加工がしてある。

蓋を開けたところ。本体をこうやって取り付けましょう、という案内が挟まっていた。

裏面は特に何の印字もないようだ。

ファブリックカバーに本体をセット!
本体とカバーを一通り検分したら、カバーに本体をセットする。

さすが純正カバーだけあって、隙間なくピッタリと入った。
カバーの蓋の開閉に合わせて、本体の電源がON/OFFされるようになっている。使わないときは蓋を閉めれば電源が切れて、使うときは蓋を開ければ電源が入る。実に合理的な機能だ。
前世代機 (第11世代)と比較
手元にはこれまでかれこれ2年半ほど使ってきたKindle Paperwhite (第11世代)があるので、軽く比較しておこう。

横並びにしてみるも、この世代間ではサイズに違いはないようだ。ちゃんと調べてないから実態はわからないけど、あっても微々たるものだろう。
重量もほとんど変わりない。本体+カバーの総重量は、持って比べてみても違いがわからない。
本体だけだと軽くて薄いんだけど、純正カバーを付けるとずっしりした感じになるのも変わりない。

蓋を開いたところ。ぱっと見ただけだと違いはわからない。ディスプレイのサイズも、ベゼル幅も同じように見える。
カバーの色が違うからすぐに判別できるけど、同じ色だったらわからないだろうな。
外観上の違いはないが、実際に動かした感じでいうと、この2世代の違いははっきりしている。新しい方はページめくりが断然速いのだ。
こんなにサクサク動くの?と思った。
当然のことながら、電子ペーパーだからタブレットほど速くはないんだけど、それでも11世代よりはるかに速い。これは読書体験がさらに良くなりそう。
あとの違いはあまりない気がする。dpiやバックライトの違いなど、ディスプレイを見た感じの印象は変わりない。実用範囲内だから十分だ。
そんな感じで、この2世代を見比べたところ、真面目に比較すれば色々と違いはあるのかもしれないけど、大筋は変わりなく、ページめくりの速さが飛び抜けて変わったという感じ。
その違いに3万円を追加して買う価値があるかは・・・ロマン次第?
おわりに
Kindle Paperwhite 第12世代とそのカバー、フィルムをセットで購入した。
それなりのお値段するし、前世代機 (第11世代)がまだ普通に使えているし、どうしたものかと悩んだんだけど、セールを機に買ってみた。
この2世代の違いは、外見上はほとんど感じられないんだけど、ページめくりの速度だけは明らかに違っており、最初はびっくりしたものだ。
電子ペーパーの特性上、ページめくりの速度が遅くなるのはやむを得ないとして、そこが少なからず速くなったことで読書体験は確実によくなったと思う。
なお、一緒に買った保護フィルムは、しばらく使ってみて、ドット抜けがないことなどを確認した上で貼った。ドット抜けなどの初期不良があったら本体を返却することになるので、保護フィルムが無駄になってしまうしね。
前のものは2年半使ったし、これも3年くらい使うのだろう。これからもよき読書体験をしていきたい。