「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」の1週目クリア!
「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」をプレイしてきたが、ようやくクリアした。
Steam Deckでのプレイも良好で、安定的に遊べたのがよかった。
本作はSteam Deckとパソコンでプレイしてみたんだけど、こういうスタイルもありだと思う。長時間やるときはパソコンでどっしりと腰を構えて遊び、ちょこちょこ細切れになりそうなときはSteam Deckで遊ぶ。それぞれシームレスに繋がる感じでよきゲーム体験になった。
本作は時間との戦い、みたいなところもあって、妙に集中させられた気がする。
コマンドバトルは最初は難しかったんだけど、慣れてくるとだいぶ思ったような動きを取ることができるようになり、楽しくなってきた。
フィールドを走り回るときも、バトルをするときも、瞬間、瞬間の決断を求められ、どうやるとよりよい結果になるんだろうと常に考えていた。
個人的には、ライトニング姉さんのコスチュームチェンジはここまでやらなくてもよくね?と思ったが、こういうのが好きな人もいることは想像できるし、ファン向けの要素としては理解できる。それでいてこのコスチュームがバトルシステムなんかにも影響を与えていて、意外と思いがけない使い道があったりした。奥が深い、、、
映像や音楽の使いまわしっぷりはむしろ好印象であり、これによって3部作が1つの作品なんだな、という印象を持たせてくれていると思う。
キャラのモデルなんかはずっと同じものをベースに使い続けているのかな?よく続編になると微妙に変わったりするものだけど、こうやって同じ人が出てきている感があるのっていい。もともとかなり完成されてるモデルなんだし、これで十分かと。
BGMに関しては、私はFF XIIIの3部作は名曲が多いと思っていて、場面場面で使い回されているのがすごくよかった。1作目や2作目のBGMが入ると、思い入れがあってか気分がアガる。新曲ももちろんあるし、そうやってBGMの総数が多いが故に贅沢な使い方ができていた感じがする。バトルシーンのBGMは場所ごと?に3部作のバトルBGMが切り替わっていたりしていて、こういうのがよかった。
3部作全部やってみて、最後は大団円となって終わっていったのもよかった。
シナリオとしては、1作目はそれで完結してたんだと思う。
2作目は1作目のラストあたりからぶっ飛んではじまり、これで終わるのかっ!?という展開になって終わってしまい、これはもう3作目をやらないわけにもいかなくなり。そして、3作目でしっかり着地してくれた。
とはいえ、3部作通して一貫したテーマはあって、「神に操られていた人間が、強い意志を持って神を倒し、神を超えていく」というものがあったと思う。これは3部作それぞれでチャレンジしてきたことかと (2作目はチャレンジしたけど敗れたのかな?)。
そんな感じで、3部作はそれぞれがFF XIIIだったし、全部合わせてFF XIIIだったと思う。
今回クリアした3作目「ライトニングリターンズ」は、コスチュームチェンジのようなファン向けの要素も踏まえつつ、しっかりFF XIIIだったと言えよう。
とてもおもしろいゲームだった。おかげで2周目をはじめてしまったのだった。