うみてらす名立のうまいもの横丁で、海鮮丼、かにちらし、いくら丼を食べる。新鮮な海の幸はうまい。
奥さんが急に「新潟に行って、カニを食べよう」とか言い出したので、「お、おう」となった。
そんなわけで、上信越道を北上し、上越市までやってきたのだった。
最初に訪れたのは、上越市の西にある道の駅「うみてらす名立」。2年ぶり2回目の訪問である。
ちょうど昼飯時だったから、トイレを済ませたらランチを取ることにした。
建物に入ってすぐは休憩室のようになっていて、そこから海産物の販売をしている店舗に入っていき、さらに奥に入っていくとちょっとした食堂がある。その名も「うまいもの横丁」。
近くの漁港で水揚げされた海産物などを調理して出しているようだ。うみてらす名立の直ぐ側には名立漁港というのもあるし、そこから持ってきたりしているのだろうか?実際のところはよくわかってないが、とにかく新鮮な海の幸が食べられるのは間違いない。
全体的に、大体1,000円くらいのお値段。2,000円出したらさらに色々食べられる感じか。
家族5人の腹を満たさねばならぬので、父は頑張る必要がある。
さあ、まずは、海鮮丼 (税込み1,078円)だ。
エビやマグロ、いくら、貝、イカ、その他が乗っかっていた。ご飯は酢飯。
醤油をかけて食べる。うまし。
続いて、かにちらし (税込み1,078円)。2本のハサミがニョキッと配置されていた。
カニを食べに来たのだから、カニは食べておこうと思い、エントリーしている。ご飯は酢飯。
これも醤油をかけて食べる。うまし。
最後に、いくら丼 (税込み1,078円)。
奥さんの好物チョイス。いくらがどっちゃり。このご飯は通常のご飯だった (酢飯ではなかった)。
これも醤油 (以下略)。うまし。
いやね。もうどれも新鮮な海の幸だからね。醤油をかけて食べたらうまいんですよ。説明不要でしょう。
なお、いくら丼だけ他の丼より小さいサイズだった。いくらは他に比べてお高いのだろうか。
あと、半ラーメンセットなんかもできたから、これで子どもたちの小腹をさらに満たしてやれる。いくら丼と半ラーメンセットで税込み1,518円なり。
正直、子どもたちにとっては新鮮な海の幸より安定のラーメンなんだ。物の価値をまだわかっていないんだ。それはそれで幸せなんだ (父ちゃんの財布的には)。
なお、このラーメンや、丼についてくる味噌汁はすごく出汁が利いていて美味かった。なかなかあの奥深い旨味にはお会いすることがない。隠れた絶品であったと思う。
息子なんかはもうちょっと食べたそうな感じだったけど、このくらいでとどめておいた。どうせこの後、買い食いするしね!
さて、腹も満たされたところで、海側は公園のようになっているようだから、腹ごなしに行ってみることにした。
ちょっとしたビーチもあるようで、泳ぐこともできるみたい。
うみてらす名立にはプールや宿泊施設もあるようで、ここを拠点に越前を楽しむのもよいのかもしれない。
公園はちょっとした丘になっていたから、登ってみる。
なぜ登ってみたかって?それは、そこに丘があったからだ。
丘に登ってみると・・・
海だーーーーー!!!
遠く水平線まで見通せる絶景だった。
多くは語ることもない。ただそこに海があって、ただ海を見るだけで、何かが満たされるようだった。この日は天気がよくて風がなかったから、とても穏やかな景色だった。
こうして、突如はじまったカニ食いたい欲求を満たすために、新潟を訪れたのだった。