シーサイドパーク名立で470mのビッグボブスレーに挑戦!
うみてらす名立でランチして、お土産屋さんで買い物をしていたら、店員のおじいさんが興味深いことを教えてくれた。
なんでも、この近くに400mを超える滑り台があると言うのだ。
真っ先に思ったのは、滑った後はどうやって元の地点に戻るんだ?歩いて登るのか?とかそういうことだった。無駄に現実的な心配をしてしまった。
まあ、ランチを食べて腹も膨れたことだし、そういうところがあるというなら話の種に行ってみようではないかと。
うみてらす名立の駐車場から山の方を眺めてみると、そこかしこに何かしらの建物や電波塔みたいなものが見えた。
これは現地に行ったからわかったことなんだけど、どうもこの山の中のあそこがそうだったらしい。
では、ナビを頼りに向かってみることにする。
場所の名前は「シーサイドパーク名立」だそうだ。
かなり狭い山道をひたすら車で走ること10分ほど?いや、基本的に崖っぷちでガードレールによる保護もなく、1車両分の幅しかない道路を延々と登らされた感じで、時間の感覚がなかったのだ。
正直、あそこで対向車が来たら滑落してた可能性があった。そのくらい厳しい道だった。
運良く対向車に見舞われることもなく、目的地にたどり着いて本当によかったと、奥さんともども心から思ったくらいだった。
それでは早速、トイレを借りるとしよう。いや、遊ぶ前に用を足しておいた方がいいかな、と。
子どもたちが奥さんに連れられてトイレに行っている間に、シーサイドパーク名立とやらがどんな施設なのかを確認する。どうやらちょっとした公園になっていて、色々な遊具が設置されている場所のようだ。
平日は営業してなかったりするみたいだから、開園日をチェックしてから来たほうがよさそう。
施設の説明が書かれたボードを確認していると、奥さんたちがトイレから出てきたから、合流して現地スタッフの人の説明を聞く。
どうも色々な遊具があるらしいが、今はボブスレーしかできることはないらしい。ローラースライダーなどには不具合があるようで、当面の間使用禁止になっているとか。
うみてらす名立のおじいさんが「滑り台」と言っていたのは、どうやらボブスレーのことだったようだ。
他のことができないのは仕方ない。とにかくそのボブスレーとやらを体験してみようではないか。
スタッフにボブスレーをやりたいと言うと、まずはシャトルバスに乗って上に登る必要があるとのこと。
どうやら、ここはボブスレーの終着点で、シャトルバスで上に登って、そこから降りてくるようになっているらしい。
助かった。滑り降りた後、歩いて400m以上登ってくることなんてないハズだとは思っていたんだ。
そんなわけで、シャトルバスに乗り込み、ボブスレーの始点に向かう。狭くて急な坂道をぐんぐんと登っていくので、それだけでもちょっとしたアトラクションのようだった。
シャトルバスを降りたら、ボブスレーの券売機が置かれた小屋があった。
あとは展望台があるというから、先に展望台に登ってみることにした。
いやー、絶景かな。海の向こうまで見渡せる。まさに展望台。
うみてらす名立から見えていた赤い建物もあった。これが麓から見えていたようだ。
振り返ると、ボブスレーの始点も見える。
しばらく展望台で周りを見渡して過ごした。
気温は30℃はあって、結構暑かったんだけど、展望台の上は風がよく通って涼しかった。
あとは、虫よけを持ってくればよかったと若干後悔していた。
さて、展望台を満喫したら、いよいよボブスレーだ。
券売機でチケットを購入する。
チケットは1人310円。小学生以上が対象で、未就学児は無料だった。我が家は大人2人、小学生1人、幼稚園2人なので、3人分でよかった。なお、3歳未満は乗ることができないとのこと。
回数券もあって、6回券を買ったら2回遊べたんだけど、そこまではやるつもりはなかった。
ボブスレーなんてやったこともないが、ここではこういう乗り物に乗って行くものらしい。
乗り込む前に、ヘルメットを装着。しっかりあご紐を締めていこう。
このボブスレーは最大2人乗りだそうで、幼稚園の娘2人は親がそれぞれ一緒に乗り込むから、小学生の息子は1人で挑戦することになる。
息子は1人で乗り込み、操作説明を受ける。
レバーを押せば進み、引けばブレーキがかかるとのことで、操作は難しくない。
説明を聞き終えたところで、息子は早速レバーを押し倒して、滑走を開始する。
最初にブレーキテストするところがあるから、そこでしっかり止まることを確認してから滑り降りていく。あとはカーブの手前でブレーキをかけながら進んでいくだけ、とのこと。
息子がある程度進んだところで、奥さんと長女が乗り込む。
2人乗りだとこんな感じらしい。
大人2人はダメとのことだったが、このサイズなら仕方ないだろう。重量オーバーで危なっかしいし。
レバーを倒したり引っ張ったりして操作を試して、奥さんと長女も滑っていった。
最後に私と次女が乗り込み、滑りはじめる。
流石にカメラを構えている余裕はなかったので、滑っているところの写真や映像はない。
それほどスピードが出まくるわけでもなくて、割と安全な方だったと思う。それでも若気の至りとかでガンガン飛ばしていったら、コースアウトする可能性はありそうだった。
なお、最初に出発した息子が日和ったのか、ゆっくり進んでいたようで、コースの半分もいかないうちに追いついてしまった。おかげで、後続の母-長女号と父-次女号はつっかえていた。ついでに、後ろのグループもつっかえていた。
もうちょっと爽快に滑ることができると思ってたんだけど、こればかりは仕方ないか。安全第一である。
娘たちも若干怖かったのか、レバー引き気味だったようだ。次女に関してはよくわかってなかっただけかもしれないけど、長女は奥さんが倒すレバーに抵抗していたらしい。
うみてらす名立で紹介されなかったら存在すら知らないまま通り過ぎていたであろうシーサイドパーク名立。一応、ビッグボブスレーというので遊んでこれたってことで。
なお、帰り道もやっぱり狭い道を下っていくしかないわけで、対向車が来ないかヒヤヒヤしながら海岸まで降りていったのだった。
シーサイドパーク名立
- 住所: 新潟県上越市名立区名立小泊798-1
- 電話: 025-526-5111