榛名神社に初参拝。参道沿いに見どころが点在していて、散策するのが楽しいところだった
ふと思い立って榛名神社まで行ってきた。
群馬県は高崎市にある神社で、名前は前々から聞いたことがあり、行ってみたいと思っていた場所のひとつだ。
このところ長野県内や新潟を攻めていたから、今度は群馬の方に行ってみようかと奥さんと話している中で、じゃあ榛名神社に行ってみようとなった。
どこに車を駐めたらいいかいまいち分からなかったんだけど、車道にかかっている鳥居を過ぎてすぐのところに無料駐車場という看板が見えたからそこに駐めた。
あとからわかったんだけど、この通りは宿坊が立ち並んでいる通りのようで、それらの宿坊が駐車場を提供しているようだった。
我が家が駐車したのは、そのうちの一つだったらしい。
昔は100を数えるほど宿坊があったそうで、参拝者が多数いたことがうかがえる。
さて、そんな参道を登って行くと、榛名神社と銘打った碑石が見えてきた。
それじゃ、ちょいと榛名神社をお参りしていきますかー。
と気軽に思ってたんだけど、案内板によると本殿はここから550m (徒歩約15分)のところにあるらしい・・・!?
なるほど、そういうタイプの神社だったのね。
本殿には閉門になる時間があるらしいが、それには間に合うだろうということで歩いていくことにした。
きちんと整備された参道を、本殿に向かって歩いていく。
基本的に登坂になっていたか。
途中途中でこういった曰くのあるビューポイントが点在していて、そういうものを横目に本殿まで向かっていく。
だいぶ紅葉が進んでいて、参道に沿って流れている榛名川と相まってきれいな景色だった。
不思議な形状の岩がたくさんあって、どういう地形なんだろうとちょっと調べてみたら、どうもこのあたりは火山活動によって形成された地形になっているようだ。
見上げるような細長い岩とか、長い年月をかけて風雨に削られてできたのだろうか。
途中で見かけた看板に、「ご神水開運おみくじ」なるものの記載があった。
これは本殿まで行けば手に入るのかな?一応、覚えておく。
どんどん歩いていく中で、階段になっているところもあった。
ここにも巨大な岩がせり出していて、それに沿って階段が作られていた。
この階段を登ったら門があって、拝観時間の掲示があった。
参道の最初の門に参拝可能な時間に制約がある旨の記載があったが、ここの門に制限時間があったようだ。
この双龍門には圧倒された。
ニョキッと突き出した巨岩の間に、門が建造されていた。
昔の人はどうやってこういうところに作ったんだろう。
なお、このあとに見えてきた本殿あたりは改修工事が行われていて、どこにお参りしたのか正直よくわからなかった。
本殿の裏手には天に向かって突き出た岩があった。「御姿岩」 (みすがたいわ)というらしい。昔の人はこれに神聖さを感じたのだろうか。
こちらも不思議な形状の岩で、どうやってこういうものができたのが興味が尽きない。
本殿あたりをお参りしたら、社務所やらがあって、おみくじやお守りなどを販売していた。
参道の途中で見かけた「ご神水開運おみくじ」があったから、1つゲットして行った。
帰り道で神水に浸してやると、文字がにじみ出てきた。
こういうギミックのあるおみくじは珍しいかな?
まあ、ネタにはなるだろうとやってみたのだった。
参拝が終わったから、来た道を帰っていく。
子どもたちはなぜか猛ダッシュしていた。犬みたいだった。
そのくらい走っても大丈夫なくらい整備されていたし、人がまばらだったから放っておいた。
昼下がりに入ってから、結構な時間が経っていた。40~50分くらいはいただろうか。
帰り道で「上州名物焼きまんじゅう」とやらが売られていて、とてもいい匂いがしていたから寄っていった。
はじめて榛名神社に参拝してきたが、途中の参道には興味深いものがいくつもあった。
なかなかおもしろい場所だったし、また折を見て参拝しに来たいと思ったのだった。
榛名神社
- HP: 榛名神社公式サイト