白樺湖1周3,800mを子連れでお散歩。八臣の雫や池の平神社を巡り、コーヒーを飲みながら歩く
白樺湖を家族みんなで1周してみることにした。
我が家の構成員は、父、母、息子 (小3)、長女 (年長)、次女 (年少)である。
白樺ぐるりん
白樺湖は1周3,800mとのことで、幼稚園の娘たちにはそれなりの距離である。最後まで歩けるだろうか。息子は通っている小学校がそのくらいの距離のところで、毎日歩いているから全く心配していない。親も大丈夫だろう。
標高にして約1,400mの高さに位置する白樺湖は、高地トレーニングにもいいらしい。
白樺湖をぐるっと廻る道は車道と分かれて整備されているところも多く、散歩やジョギングによさそう。
この日はよく晴れていたけど、気温は低めで寒い日だった。
白樺湖の向こうに見える蓼科山にはうっすらと雪が積もってきているようだった。
湖面をよく見ると、カモがたくさん浮かんでいて、思い思いに泳いでいるようだった。
そんな蓼科山やカモを眺めながら、子どもたちと一緒に歩いていく。
あとは、歩いている間中、私たちが宿泊していた白樺湖ビューホテルが見えていた。
白樺湖ビューホテルは湖の側に位置していて、比較的大きな建物だから、対岸からもよく見える。
ついでに鳥居も見つけた。鳥居があるということは、あのあたりに神社があるということだろう。近くまで行ったら寄っていこう。
「きみまち庵」でランチ
ホテルの対岸あたりまで歩いたところで、ランチにする。
早朝に白樺湖をランニングしてきた奥さんが目をつけていたお店で、「きみまち庵」というおそばやさんがあったのだ。
きみまち庵は大体、ホテルから出てきて湖を半周したくらいのところにあり、ちょうど子どもたちはぐったりしてきていたので、いい休憩になった。
そして、ご飯を食べたら元気になる子どもたち。元気になったのならしっかり歩いてもらおう。
八臣の雫、謎の噴水
ランチの場所からちょっと戻ったところには「すずらんの湯」という日帰り温泉施設があって、その近くには「八臣の雫」という看板があった。
どうやら神様を祀ったもののようだ。
岩場になっているのが野生の心を刺激したのか、息子がひょいひょいと岩をまたいで遊びはじめた。
娘も行こうとしてたけど、流石にやめさせた。こんなところでドボンされたら困る。
案内板いわく、ここの水は飲めなくはないけど自己責任でね、とか書かれていて、そういうことならと奥さんは飲みたくなるものらしい。
冷たくて美味しかった、とのこと。この後、腹を下したりはしてなかったからよかった。
八臣の雫からは、湖の中にある噴水も見えた。これが何なのか、どうしてここにあるのか、などはまるっきり謎。水が吹き出しているから多分噴水なんだと思う。
対岸には相変わらず白樺湖ビューホテルが見える。
池ノ平神社を参拝
途中で見かけた鳥居のある神社にも行ってみるべし、と散策する。
この廃墟?のような建物の脇から参道に入っていけるようだった。上の写真でいうと左側に参道への入口があった。
ここにある神社は「池の平神社」というらしい。
湖に突き出たような感じの出島の中にあるようだった。
鳥居をくぐって参道を歩いていく。
しばらく歩くと、お社があった。
四方にはそれぞれ御柱が立っていて、諏訪大社のような祀り方をしているようだ。
白樺湖は人造湖であり、ウンチクによると池の平神社はこの湖を作ったときに設置したようだ。
さらにウンチクを読んでいると、我が家が勝手に守護神と崇めている大山祇神も祀られていたりして、ご縁を感じた。
ちなみに、散歩中に見かけていた赤い鳥居は、お社の正面に設置されていた。
あっち側から来るならボートが必要だな。
神社をゆっくりお参りしたかったのだが、ここで娘たちがトイレに行きたいと言い出すからすぐに戻ることにした。
日帰り温泉施設「すずらんの湯」の近くに公衆トイレがあり、事なきを得る。
池の平神社を参拝したら、ようやく湖の残り半周に挑むことができた。
カリオモンでコーヒーをテイクアウト
残り半周に繰り出すにあたって、コーヒーなぞテイクアウトしていく。
「カリオモン」さんというカフェがあって、以前、ひとり白樺湖を訪問したときから気になっていたのだ。
カリオモンさんではコーヒーの焙煎体験なんかもできるそうで、ちょっとやってみたい気もする。
まあ、今回は散歩の途中で寄っただけだから、今日のコーヒーをテイクアウトするだけとする。
注文してからハンドドリップで作ってくれて、香り高いコーヒーであった。
これを飲みながら白樺湖を歩くのもよいだろう。
残りの半周のラストには池の平ホテルやリゾートローソンなんかがあったりして、そのあたりまで来るとホテルまで帰ってきたようなものだった。
息子や長女は元気なもので、ホテルを見かけたらなんだかダッシュして帰ってるし。
次女は疲れたし昼寝してないしで不機嫌になってグズっていたけど、ちゃんとホテルまでは歩いて帰ってくれた。みんなで1周できてよかった。
おわりに
白樺湖1周約4kmのお散歩は、歩道が整備されていたことと、ところどころでトイレスポットがあったことがよかった。そのおかげで最後まで行けた感じがする。
ホテルの部屋に戻ったら、体力を削りまくった娘たちはそのままお昼寝タイムに。母はそれを寝かしつけつつゆっくりして、父はロビーで写真を整理したり、ブログを書いたりして。息子はうるさいからNintendo Switchをさせておいた。
そんな風にして、白樺湖を1周したあとは夕飯までの時間をゆったりと過ごしたのだった。よい運動になったし、白樺湖を堪能できるよい1日になったと思う。