佐久スキーガーデンパラダでナイタースキー。金土など特定日だけとはいえ、22時まで営業ってすごい
佐久スキーガーデンパラダでナイター営業しているというので、行ってみることにした。
ナイター営業は毎日やっているわけではなく、土日祝前日だけオープンしている。つまり金土はやっているということで、金曜日に行ってきた。仕事上がりにスキーに行けるなんて幸せなことだろう。
なお、私が移住してきたころは、シーズン中1回だか2回だかはイベントとしてナイターの日があったんだけど、2~3シーズン前くらいからこういう運用になっている。
パラダは大きく北パラダ、南パラダと区分けされていて、ナイター営業があるのは南パラダになる。また、南パラダには上の上級コースと下の下級コースがあって、ナイターは下の初級コースだけ営業している。
営業時間は17時~22時 (最終リフト 21時半)とのこと。かなり夜遅くまでやっている。よく頑張ってるなと思う。
チケットは南パラダにあるバーズカフェで販売。下の写真の中央左よりの建物だ。レンタルもここでする。もちろん、ゲレンデから歩いていける。
ただ、ゲレンデから若干歩くから、スキー板などはゲレンデに置いてから行った方がいい。私はブーツを履いて歩き回るのが嫌だから、駐車場に車を停めたら、ブーツを履く前に、まず先にここでチケットを買ってから車に戻り、そこでブーツを履いて、板を担ぎ、ゲレンデに出直した。
バーズカフェはカフェというだけあって、喫茶スペースになっている。2階にはレストランもあるし、外にはBBQ会場もあったりする。
「チケット販売」という看板がなかったら、このカウンターでチケットを買おうとは思わないかもしれない。
なお、ナイターチケットは、
- 中学生~大人 2,300円
- 3歳~小学生 1,500円
の2つの区分になっている。
ナイターのチケットを買ったら、同じ建物の中にトイレもあるから、そこで用を足しておくことにする。ゲレンデにもリフトのあたりにトイレはあるから、滑り始めたらそちらも利用できる。安心設計。
チケットを買って用を足したら、ゲレンデに移動する。そしてヒーヒー言いながらブーツを履いて、リフトに乗って上に登る。
ご覧の通りゲレンデ以外は全く雪がない。これでもスキーができるんだから人工雪ってすごい。スキーバカにとって、降雪機は偉大な発明の一つだろう。降雪機ありがとう!
リフトを降りて、ゲレンデの方を向いたところ。
佐久市の市街地の明かりを見下ろしながら滑っていくことができる。スキー場は見晴らしのよいところにあるから、夜は夜なりの楽しみ方があるのかもしれない。
この時点で時刻は19時前だった。ようやく、滑り出すことができる。
先にも書いたが、オープンしているのは初心者向けのコースだけだから、正直、つまらないなーと思う。
しかし、2,300円も払ったのだ。それならそれでひたすら基礎練習をするとか、テーマを持って滑るのがよいのだろう。
この日は人もそんなにいなくて (それでも20人くらいはいたか?)、リフト待ち0秒だから、ついついもう1本、もう1本と重ねてしまう。
プルークボーゲンからはじめてシュテームターンをやってみたりしながら、足回りを確かめていく。今どきシュテームターンなんてやらないとかも聞くけど、学べることはたくさんあるので、ちょくちょく練習に取り入れたりしている。今シーズンから新しいスキー板を使っていて、この日で乗るのが2回目だったこともあって、こういう地道な練習はかなりよかったと思う。
気温は0度以下に下がっているから、雪面はだいぶ締まっていて、硬めのバーンか。状態はそこまで悪くないとは思うんだけど、変にエッジを取られたら一気に転びそうでヒヤヒヤする。フラグが立った。
何本滑ったか覚えてないんだけど、滑っているうちにどんどん気温は下がっていき、流石に堪えられなくなって上がることにした。
結局、19時前に滑り始めてから21時近くまで滑っていた。コースがつまんないとか、22時まで滑る人なんているのかな?とか言っておきながら、結局ガッツリ滑ってるじゃん!
最後の方はだいぶ仕上がってきていたから、もう少し滑っていたかったんだけど、手先とか痺れ始めていたので、怪我する前に上がることにした。
なお、最後の1本は「絶対に板をズラさない!」とか意気込んで滑っていったら、最後の最後でぶっ飛んだ。気がついたらもうはねてたんだけど、転んだ体勢からすると、テールの切り返しが甘くて持っていかれたかなぁ。フラグを回収してしまったか。186cmの長いスキー板にしたばかりだからか、何回かヒヤッとしたときあったし。今シーズン初ぶっ飛びだ。転んだときに尻から落ちたみたいで痛かった。まあ、そのくらい攻めたってことで。
最後の1本でアイスシャーベットになってしまい、ウェアについた雪を払い落としながら車に戻ったのだった。
車載の温度計は -5℃ を示していたが、ゲレンデは更に寒かったことだろう。軽く滑って帰るもんだと思ってたから、流石にそこまでの耐寒装備はしてこなかった。次に来るときは、もっと低温でも耐えられる装備にしてこよう。
スキー場に併設されている温泉「平尾温泉みはらしの湯」に入って帰ることも考えてもいいかもしれない。夜スキーして温泉して帰るなんて最高に違いない。ちなみに、この温泉は回数券を買ってほぼ週1で入りに来ているほど馴染みの場所だったりする。
ということで、パラダのナイタースキーは、私的には締まらない終わり方だったし、コースは1つしかなくて物足りなかったんだけど、それならそれで楽しんでくることができた。小一時間も滑ればいいだろうとか思って行っておきながら、寒さに負けなかったらラストまで居そうな勢いだったし。
仕事上がりスキー最高!と言っておこう。
佐久スキーガーデンパラダ
- HP: 佐久スキーガーデン「パラダ」