幼稚園年長の長女にスキーを教えてみたら、あっさり滑るようになった
小丸山スキー場に家族みんなでスキーに行ってきた。
このときの宿泊プランには、家族全員分のリフト券が付いていた。
子どものスキーセットレンタルも特典により1日1,500円だったから、いい機会だし、長女にもスキーを教えてみることにした。
私はかつて近場のスキー場でスキーのインストラクターをしていたことがあって、100人以上の小学生を教えてきた経験がある。未就学児も100人くらいは教えてきたと思う。
息子は私が教えて滑れるようになったことだし、長女も行けるかな?と試してみた。
長女は前シーズンにちょっとやらせてみたことがあったんだけど、どうにもならなかったから、この日もどんなもんかと思っていたんだけど・・・意外とあっさり滑るようになった。息子もかつてはそんな感じだったし、ある程度体重がついて、足腰が強くなってきたらいけるものなのだろうか。
ゲレンデの下の方でスキーの操作を教えて、ある程度できるようになったらリフトに乗って上に向かう。
小丸山スキー場は、雪が少なかったからかもしれないが、リフトの座面が高くて、長女の背丈だと乗り降りが全くできなかった。そこは仕方がないから私が抱えて乗り降りしてやった。
最初は長女のスキー板の先を、私が持ちながらボーゲンの形を作ってやり、スピード調整のやり方を体で覚えてもらう。幼稚園児に説明するのは難しいし、実際にやってもらった方が手っ取り早い。
長女は意外と感覚派で、ぐっと踏ん張れ!とか、足をがっと開いて!とか言いながら教えているうちに、なんとかスピード調整ができるようになり、止まれるようになってきた。
感覚が掴めたと思ったところで私は手を離して、長女だけで滑らせる。私は後ろから追いかけつつ、周りに危なっかしいのがいないか注意を向ける。
ゲレンデは起伏があるしうねっているしで、平坦じゃないから初めてだと難しいところがありそうなんだけど、長女はそれなりに滑っていた。
数回転びながらも、1回目のリフトは無事滑り降りることができた。この調子で2回目のリフトに乗せる。
2回目はもうサポートしないで、後ろからついていった。
息子が合流してきて、兄と一緒に滑っている長女を後ろから見ていると、感慨深いものがある。2回目はゲレンデの最後、傾斜が急にきつくなったところで転んだくらいで、ほぼ完走した。よくぞそこまで滑るようになった。
流石に体力的にきついだろうから (本人には自覚なくても)、2~3本滑っては休ませながら一緒に滑った。
翌日にはちょっと曲がり方とかも教えたりした。
そうして2泊3日も滑ってみれば、いい感じにできあがってきた。
いい機会だったから長女にスキーをやらせてみたけど、この出来栄えなら次シーズンは息子と一緒に滑りに行くことができそう。
それはそれで楽しみである。