Lenovo ThinkPad トラックポイント キーボード IIのレビュー。流石のThinkPadキーボードで文句ない。
ポインティングデバイス付きのモバイルキーボードを探し求めて幾星霜、、、
ついにLenovoの「ThinkPad トラックポイント キーボード II」にたどり着いた。行き着くところに行き着いた感もある。
20年ほど前はThinkPadを愛用していたこともあって、流石にこれは手に馴染む感じがある。
トラックポイントは久しぶりすぎるのだが、使っているうちに慣れてくることだろう。
本体裏面には高さを調整する足がついている。
高さの調整は2段階。足を立てるか、しまっておくかの2択だ。
私としては立てておいた方が使いやすいかな。
本体はこんなに薄っぺらい。
右側は電源のスイッチがあるだけ。
上の方 (奥の方)には接続方式を切り替えるスイッチや、OSを切り替えるスイッチがある。USB Type-C端子からは充電できるようになっている。USB Type-C端子の隣にはUSBレシーバーが刺さっている。
パソコンとの接続方法は2種類あって、このUSBレシーバーを使うか、Bluetoothを使うかの2つだ。
無線キーボードはBluetoothだけというのが多いかもしれないが、意外とこのUSBレシーバーが使えると嬉しいことがある。というのも、USBレシーバー方式なら物理層が無線化されるだけだから、パソコンから見ればそのキーボードはUSB接続になる。
スリープ状態にあるパソコンをウェイクアップするときや、起動メニューを操作したいときなど、Bluetooth接続が通用しない場面はちょくちょくあって、そういうときにUSB接続だと使える場合があるのだ。パソコンを自作したり、OSをLinux化したりするときには重宝する接続方式だったりする。
さて、20年ぶりのThinkPadキーボードであるが、流石の出来栄え。まるで困ることなく使いはじめることができている。
あえていうと、矢印キーあたりはまだ慣れてなくて、左右キーの上にあるPgUpやPgDnを押してしまい、カーソルが急に飛ぶ事件がよく起きている。まあ、この辺は慣れていくしかないかな。
ポインティングデバイスは久しぶりすぎて、若干、ポインティングするときに指がプルプルしてしまうが、この辺もそのうち慣れてくるんだろうな。
薄くて軽いんだけど、ちゃんとしっかりThinkPadなキーボードであり、打ち心地は素晴らしい。
ほとんど悩むことなく使えていて、最初からこのキーボードを買っておけばよかったんじゃないかと今更思ってしまう。当時は思いつきもしなかったから仕方がないけど・・・
また出張するときにでも持って行って使ってやるとしよう。