放送大学で2024年度をどう過ごすか
放送大学では2024年度1学期がはじまった。
普段の生活から特段の変化はないが、なんとなく新しい日々がはじまった気分ではある。
この4月で、放送大学に入学してから4年目に突入する。
そんな2024年度を、今はどう過ごそうと思っているかについて語ってみよう。
方針1 単位数を調整する (うっかり卒業を防ぐ)
うっかり卒業してしまうのを防ぐために、単位数を調整することが重要である。
1学期は放送授業1科目と面接授業2科目を科目登録している。
2学期は放送授業を1科目取るつもりでいて、面接授業は興味が惹かれるものがあればって感じ。
方針2 自主学習する
これまで1学期あたり放送授業を4科目くらい取ってきたこともあり、1科目だけだと物足りないと思う。
そこで、楽天ブックスで印刷教材を入手し、放送授業と合わせて自主学習することにした。
興味を惹かれた科目をやみくもに取っていたら、うっかり卒業してしまうので、単位数を調整する方針なのは先に書いた通りだ。
これまで1学期あたり4科目くらい取っていたということは、そのくらい心理学を学ぶための時間を確保していたということである。
科目数が減ると、この確保している時間が自然に溶け出してしまい、別の予定に割り当てられてしまう。時間というのは意識して握っておかないと、他のものに置き変わってしまうものなのだ。
せっかく学習する習慣をつけてきたのに、これを失ってしまうのはもったいない。そのため、自主学習という試みは重要だと思っている。
方針3 心理学に関する論文を読む
また、心理学に関する論文を色々と読んでみようと思っている。
これはすでに取り組みはじめていて、より意識して取り組もうというものになる。
日本心理学会や産業・組織心理学会に所属していると、学会から定期的に機関誌が届く。その機関誌に掲載されている原著論文などの中から、興味を惹かれたものを読んでいるところだ。
流石に論文なんていきなり読めるようなものでもなく、まずは数稽古だと思って、とにかく一通り目を通すことを試みている。気になったところや、論文の肝だと思ったところにはマーカーを引きながら。
今学期から日本認知心理学会にも所属するので、そちらからも機関誌が届くのだろう。それもチェックしたい。
方針4 卒業研究に挑戦する?
これはまだ決めかねているところだが、卒業研究に挑戦するのもいいかもしれないと思っている。
卒業研究を履修する場合、今年度に審査があって、来年度に履修できるようになるものらしい。つまり、方針1のとおりで、卒業研究したいなら、今年度にうっかり卒業してはダメなのだ。
学会の大会に行ってみると、放送大学の学生さんがポスター展示をしているのを見かけるし (修士課程なのかな?)、ちょっと楽しそうだなと思ったりする。
学会で発表するかはともかくとして、大学教員の力を借りて研究できるというのは、そうそう機会があるものではない。学生の特権だ。
せっかく大学生をしているのだから、大学の資源は最大限活用したいものである。
方針5 心理演習などに挑戦する?
これもまた決めかねているところだが、公認心理師のカリキュラムで指定されている科目の中に、「心理演習」「心理実習」という科目がある。
要は、公認心理師になるには修得必須の科目なのだ。
これらの科目は演習とか実習とか言うだけあって、放送授業とは毛色が違っていて、定員があり、毎年すごい倍率になるらしい。
履修するなら、今年度の審査に受かって、来年度にようやく履修できるそうだ。しかも審査は有料である。
とはいえ、公認心理師になるには、これらの科目で単位を取って大学を卒業し、さらに所定のカリキュラムを実施している大学院を卒業する必要がある。
今のところ、そんな大学院に進むという道は現実的なものではなく、敷居の高さから躊躇しているところだ。
公認心理師という資格があれば、仕事に箔はつくかもしれないけど、研究するには必要ない資格だし、正直なところ、私にとってそこまで重要な資格とは思えない。
なんか、チャレンジしてもいいけど、あんまり乗り気じゃない感じで、なんとも決めかねているところだったりする。
おわりに
放送大学で2024年度をどんなふうに過ごそうと思っているかについて書き出してみた。
色々とやろうと思っていることはあるけど、結局のところ、引き続き心理学を学び続けようということだ。
これまでの学習で心理学について一通り学んだし、おかげで認定心理士にも認定されたわけで、広大な心理学の分野を一通りさらうことはできたってことなんだと思う。
だから、これからはどんどん自分で深堀りしていくところまで来ているのだろう。
今年度もよく学び、実りある学生生活を送りたいものだ。