佐久千曲川花火大会に行ってきた。間近で花火が上がる、ど迫力な花火大会
いつもお世話になっている方々に誘われて、佐久千曲川花火大会に行ってきた。
2年ぶり2回目の参加である。
佐久千曲川花火大会の存続
この花火大会は、実行委員会の高齢化などを理由に、昨年の開催が最後となることが発表されていたが、地元の有志により新たに委員会が組成され、新体制で開催されることになったそうだ。
ローカル紙などでそのニュースが取り上げられていたのを覚えている。
今回で62回目となるそうで、60年以上続けられているとなると伝統ある行事とも言えるのだろう。
私は移住してきた口だから個人的な思い入れはないのだけれど、地元で長く暮らしている人にとっては価値のある存続になったことは想像できる。
台風接近で天候が危ぶまれたが、開催されてよかった
ちょうど台風が接近していて、翌日の8/16には東海道新幹線の運転取りやめが決まっているほどだった。おかげで雨が降ったり、風が強くなったりしないかと天候を心配していたが、全くそんな影響も感じられないくらい、いい天気だった。
日中は暑かったんだけど、夕方から涼しくなってきて、花火見物にはちょうどいいくらいの気温だったと思う。座っていても汗をかくことはなくて、割と快適に過ごせた。
風もほとんどなかったし、それでいて煙を流してくれるくらいには吹いていたようで、花火を上げるのにはいいコンディションだったのではなかろうか。
近隣の無料駐車場に車を駐めて、会場まで歩く
会場は千曲川の河川敷になる。中込商店街がすぐ近くにあって、当日は屋台などたくさん出ていた。
おそらく、地図で言うとこのあたりだろう。
自宅からは車で移動していて、会場から歩いて7~8分ほどの線路沿いにある無料駐車場に車を駐め、そこから歩いた。
花火大会の開始2時間前にあたる17時半ごろに現地についたんだけど、無料駐車場はほとんど埋まっていた。それでも、なんとか駐める場所が残っていたのでよかった。もし来年も来るようなら、17時くらいに着くようにしなければならないかもしれない。
2年前はまだコロナ禍が明けてきたくらいの時期だったからか、そこから比べると人の入りが明らかに多くなっていた。あと、そのときは屋台がなかったけど、この日はかなりたくさんの屋台が出ていた。
おかげで本当に人が多かったので、トイレ行列とかできてて、小さい子を連れて移動するのはそこそこ大変ではあった。
お誘いしてくれた人が座席を確保していて、階段の中段あたりに陣取り、奥さんが用意していた弁当を食べたり、トイレを済ませたりしながら花火が上がるのを待つ。
花火観戦!
夏の日は長くて、花火開始時刻の19時半になっても、まだほんのり明るかったと思う。
花火大会がはじまり、すぐ近くで打ち上げられる花火を見て過ごした。
花火はめちゃくちゃ近くで上がるので、すごい迫力である。
なにせ、花火を見るために、ほとんど真上を見上げるくらいなのだ。缶ビールの最後の1滴を飲むために、クイッと上を向く、その角度くらい見上げないと花火が見えない。
スターマインなど、連発する花火は視界いっぱいに広がって、時には視野角を超えてくる。
カメラを構えてもフレームを外れるから、全景を撮ることができないくらいだった。どのくらい広角であれば、打ち上げ場所から、空に咲く花火の端までを捉えることができるのだろうか。少なくとも、私の手持ちのものでは無理だった。きっともっと離れた場所でないと難しいだろう。
そんな感じで、ものすごく近くで上がるが故に、首が痛くてずっと見ていられない状態だった。とても贅沢な話だ。
子どもらは親の膝に寝転がって見ていた。それが正解なのかもしれない。
奥さんが作ってきた弁当をつまみつつ、ビールを飲みながら花火を見る。最高のひとときである。
なお、20時にはいつも寝ている子どもたちは、20時半を超えてくる最後の方はほとんど寝かけていた。というか、長女は完全に寝ていてラスト近くの一番すごいのとかを見ていない。帰るために起こして車まで連れて行くのが大変だった。もちろん、車に乗るなり子どもらは即寝である。
それでも起きている間はキレイだと騒いでいたし、楽しんでくれたのだろう。次女は若干、最初の方は大音響が怖かったみたいだけど。
人も車も多いから、帰りは渋滞に巻き込まれるかと思ったけど、いい具合に抜け出ることができた。おかげですんなり帰れてよかった。
おわりに
佐久市の中込で行われた佐久千曲川花火大会に行ってきた。2年ぶり2回目の参加である。
相変わらず、首が痛くなるくらい上を向かないと見れない花火は、ど迫力だった。そのくらい近いから、大音響が心臓に響く。
心配していたほど天気は悪くならなかったし、むしろ涼しくて気持ちいいくらいだったのがよかった。花火を上げるのにはとてもいいコンディションだったと思う。
奥さんが作ってきた弁当をつまみながら、ビール片手に花火を見る。最高ではなかろうか。
とてもいい時間になった。うちだけだとまず行かないから、お誘いに感謝である。