「東横INN敦賀駅前」ダブルルームをシングルユースで利用する。宿泊客が多く、微妙に使いづらいところもあった
福井県は敦賀にて、「東横INN敦賀駅前」に滞在した。
東横INN敦賀駅前は、敦賀駅から続くアーケードの中にあって、悪天候でも安心だ。歩いて3~5分くらいのところであり、駅からのアクセスもよかった。
本当は福井駅で用事があったから、福井駅周辺でホテルを取りたかったんだけど・・・福井駅周辺ではホテルが取れず、今回はやむなく敦賀駅で予約した。
正確に言うと、福井駅でもホテルはあったんだけど、1泊5万円などのような、かなりの高額設定になっていて、敦賀でホテルを取って新幹線で福井まで通った方が安いくらいだったので、経済的合理性により敦賀まで来たのだった。
ダブルルーム
今回はダブルルームのシングルユース。シングルが取れなかったので、ダブルにした。価格はそれほど変わらないから助かる。
ダブルルームのベッドは、シングルのより大きい。当然ながら。
ただ、東横インはシングルルームでもベッドのサイズはダブルなんだよな。ダブルルームはどうやらその上のクイーンサイズと呼ばれるサイズらしい。
いずれにせよ、一人で寝るには広すぎる。
ベッド側から入口の方を見ると、シングルルームと変わりない光景だ。
デスクは広く、パソコン作業に耐えられるサイズである。
備え付けの机と椅子があって、これはダブルルーム特有の設備かな。そのくらい、シングルルームより部屋が広いということだ。なお、デラックスシングルと呼ばれる部屋にはこのような備え付けの机と椅子があったりする。
まあ、一人だと使うこともないのだが・・・今回は荷物置き場になっていた。
ユニットバスはシングルと変わりなし。一人で使うには十分な間取りである。
朝食
朝食はロビーでいただく。東横インの朝食は3種類あって、こちらはビュッフェStyleだった。要は好きなものを持っていって食べるバイキング形式だ。
ご飯は振りかけのかかったおにぎりとして提供されていて、茶碗に盛るより手早く取れてよかった。
品数としては5~7品くらいだったかな。私の経験上、東横インの朝食としては標準的な品数だと思う。
人が多くて不便、、、
滞在した日は宿泊客が多かったようで、正直、色々と不便だった。
まず、エレベータが1基しかないから、エレベータの前で待たされる。朝の時間帯は非常階段も開放されているから、そちらが使えたんだけど、それ以外の時間帯はエレベータでしか上下移動できず、エレベータ待ちがかなり発生していた。
ちょろっとロビーで炭酸水を買ってくるとか、備え付けの備品を取りに行ったりするのも煩わしいくらいだった。
また、宿泊客の数に対してロビーが小さすぎるようで、朝食の時間帯はひどくごった返していた。ビュッフェなので自分で食べたいものを取りに行くわけだが、食べ物の前にはすごい行列ができていて、かなり待たされた。食べた後にお代わりなんてしてられなかった。もう1度あの行列に並び直すなんて無理。
ロビーは座席が限られていて、朝食を取ってきても座れるかわからない状態。しかも、団体客が席取りしてたりして、あぶれそうだった。部屋に持ち帰って食べてもいいんだけど、その場合はエレベータの前 = ビュッフェの行列に紛れてエレベータを待つというカオスっぷり。
初日はなんとかこちらで食べたんだけど、並んでいられないし、座席が取れるかわからないしで、2日目の朝食は諦めた。2日目は早く出たかったという事情もあって。
客室に収容可能な人数と、エレベータやロビーといった共通設備のキャパシティが完全にミスマッチだったと思う。
もしかしたら、北陸新幹線が敦賀まで延伸されたことで、宿泊客が増え、非常に利用しづらい環境になってしまっているのかもしれない。
おわりに
敦賀では東横INN敦賀駅前に滞在した。
敦賀駅からアーケードを通り、歩いて3分ほどと、悪天候でもアクセスしやすいロケーションなのがよかった。幸い、全日晴れたからアーケードの恩恵はなかったけど。
今回はダブルルームをシングルユースしたから、部屋が広々としていたのはよかった。
ただ、宿泊客が多すぎて、エレベータでは待たされ、朝食は食べそこねるような状況で、サービスは低下していたと思う。ここまで混雑すると使いづらい。
北陸新幹線の延長で旅行客が増えているのも影響しているのだろう。福井駅ではホテルが取れず、敦賀駅まで移動してもダブルルームを使うくらいなのだから。
とまあ、使いにくいところはあったけど、それでも東横イン品質のおかげで滞在中は快適だった。多くは望まないのが幸せでいるコツである。