中央自動車道 内津峠PA (下り)でランチ休憩。うつつラーメンや生信玄餅を食べていく
長野から中央自動車道を使って岐阜方面に移動中、内津峠PA (下り)に立ち寄った。
11時ごろの到着と、お昼時より少し早い時間帯だったが、お腹も空いてきたので、このまま食べていくことにした。食堂コーナーにはお客さんも少ないかったし、今のうちに食べていくのがいいだろう。

美濃菜麵 うつつラーメンとコク旨醤油ラーメン
食堂コーナーで目を引かれたのが、うつつラーメンだった。
いわゆる二郎系ラーメンみたいな感じだ。背脂、にんにく上等。ポスターには、カロリーなんて気にしない、などといったことが書かれていた
昼間っからにんにく臭いラーメンを食べるのも、家族での旅なら許されるだろう。
うつつラーメンの他にはコク旨醤油ラーメンがあったので、それも注文する。
いずれもチャーハンセットとした。
うつつラーメンは大盛りにできなかったが、きっとこの感じだと、汁が溢れ出てしまうからだろう。

続いて出てきた、コク旨醤油ラーメンは大盛りだ。汁がなみなみと注がれていて、運んでいるうちにこぼれるやつ。

いずれのラーメンもうまかった。特にうつつラーメンは太麺で食べごたえがあって、にんにくのよく効いた味が好みだった。
チャーハンの味付けもよくて、子どもたちはガンガン食べていた。
ラーメン半チャーハンセットを2つ頼んだけど、家族5人だともうちょっと欲しいかな、ともう1品追加したのは、レバニラもやし炒め定食だった。
ただ、これは正直、頼みすぎだったかな・・・
レバニラもやし炒めは味付けが濃く、子どもたちは一口二口で「もういいかな」って顔になった。
結局、大人が最後まで食べた。
金精軒 生信玄餅
食後のデザートとして、生信玄餅を食べる。売店を通りかかったところで気になっていたのだ。

以前、奥さんはこれを実家へのお土産で買って行ったことがあって、そのときに食べたらしいんだけど、私は食べたことがない。
ここは食後のデザートとして、生信玄餅とやらをいただこうではないか。

生信玄餅はしっかりとした木箱に入っていて、箱だけでもコストがかかってそうだ。4個入りでお値段は1,000円ちょっとと、私のような庶民にとってはそれなりに高級な食べ物である。

生信玄餅、きなこ、黒蜜。これで1セット。生信玄餅にきなこと黒蜜をかけて食べるようだ。

ただ、誤算だった。こんなPAのデッキで食べるようなものではなかった。
というのも、お皿に盛って食べる、という想定でパッケージングされていたからだ。そんなお皿なんてものはふらっと立ち寄ったPAのデッキ席にあるわけもなく。
仕方がない。こうなったら、生信玄餅が入っている袋をうまいこと使って食べるのである!
袋を開けて、餅を出さずに、そのままきなこをかけて、黒蜜をかければいいではないか!

うん。きなこは袋の底の方に落ちていくし、黒蜜は餅ときなこの上を伝って、袋の底の方に落ちて行ったぞ。
これでは、後乗せしたうまいものがほとんど餅に乗ってないではないか・・・
とはいえ、やむを得まい。お皿なんていう小洒落た装備が今はないのだ。悔しい思いをしながらも、そのまま食べてやる。できるだけ、袋の底に落ちてしまったきなこや黒蜜を餅になすりつけて。

最後の4個目にもなると、黒蜜は餅にかけるんじゃなくて、容器から直接、舌に垂らして食べてやった。黒糖の風味と濃い味わいが喉に効いた。
初めての生信玄餅体験は、少し残念な思いもしたけれど、うまかった。生信玄餅を体験できてよかった。
そんなふうにして、高速道路の途中で立ち寄った内津峠PAで、ランチ休憩がてら小一時間ほど休んでいったのであった。