WSLでArch Linuxが正式対応したので、インストールして使いはじめてみた
WindowsにWSLが導入されてから、かなり便利になった。
これまでは長年Ubuntuを使ってきたんだけど、先週あたりからWSLにArch Linuxが正式対応したというので使ってみることにした。
早速、Windows PowerShell (以下、PowerShell)でArch Linuxをインストールしてやろうとしたが、私の環境だとそのままではできなかった。まずはWSLの更新が必要だったようだ。
そこで、PowerShellでWSLの更新をしてやる。
wsl --update
これが終わったら、PowerShellでインストール可能なディストリビューション一覧を表示してみる。
wsl --list --online

archlinuxがあった!これでインストールできる。PowerShellでインストールしよう。
wsl --install archlinux
これでWSLでArch Linuxが動かせるようになった。これまでだとインストールが面倒そうだったから使ってなかったんだけど、正式対応してくれたおかげでこんなに簡単にインストールができるようになった。
Arch Linuxがインストールできたので、WSLを起動するときのデフォルトのディストリビューションを、これまでのUbuntuからArch Linuxに変更してやる。
wsl -s archlinux
変更されているかの確認。
wsl -l

これで、WSLを起動するとArch Linuxが起動するようになった!
Arch Linuxを起動してみると、rootでログインした状態。どうやらほぼ生のArch Linuxが入っているらしい。
ユーザを作ったり、sudoやviを入れるところからゴニョゴニョと設定して、ある程度まで使えるように仕立てる。
Arch Linuxはこうやってpacmanで育てていく感じが楽しいところでもある。
ひとまずDockerなど、これまでUbuntuでやっていたことができるようになったから、初期セットアップは完了とする。ここからは、使いながら作り込んでいくとしよう。