霜柱が土を10cm近く押し上げる朝。庭を歩くとボリボリと音がして、その感触が面白く、寒空の下でもついつい庭を踏み歩いてしまう。
このところ夜中は-7℃くらいまで下がる日も増えてきた。
そんな朝は、庭を歩くと「ボリッボリッ」と音がする。
ちょっと分かりづらいかもしれないが、庭の土の上を歩いたら足跡がついている。
よく見ると、こんな感じでそこら中で霜柱が立っている。この霜柱が、庭の土を押し上げているのだ!
これは元旦の写真なのだが、霜柱はだいたい10cmくらいあるだろうか。
夜中に冷え込んだ翌朝は、庭中の土を、こんなキラキラした筋が持ち上げているのだ。
踏みつけると、踏んだところだけ霜柱が折れて、「ボリボリ」音がする。
そして、足跡がつく。
こんな寒い地に住んで、こんな土の庭がなければ、こんな現象が起きていることにも気づかなかった。
霜柱を踏んで歩くときの感触や音が面白いようで、子どもたちも嬉しそうに庭を駆け回り、そこら中でボリボリ、ボリボリ言わせている。
私もこの踏みつけた感じがなんだか面白く、寒空の下で、ついついボリボリと足音を立てて、庭を踏みつけて遊んでしまうのだった。