ヤッホーブルーイングの「前略 好みなんて聞いてないぜ SORRY」がなかなか尖っていて面白い
「よなよなエール」などで有名なクラフトビールメーカー「ヤッホーブルーイング」が出している限定醸造ビールがなかなか尖っていていい感じだ。
その名も、「前略 好みなんて聞いてないぜ SORRY」。本当にビールの名前か?と思うが、マジだ。
「うま味一番だしアロマ仕立てホワイトIPA」というビアスタイルらしい。間違いなく新ジャンルのスタイルだろう。聞いたことがない。
「うま味一番だし」ってなんだ?と思ったかもしれないが、かつお節由来だというのでこれまたイロモノ。ビールにかつお節を使うという発想がスゴイ。
確か2、3年前にも同社はかつお節を使ったビールを出していて、飲んだことがあった。あれは確かにかつお節の風味がした覚えがある。
「前略 好みなんて聞いてないぜ SORRY」はかつお節の風味がするくらいかな。名前のインパクトほどには変わった、個性的な味とは思わなかった。
でも、こんな味のビールはまず飲んだことがない。スタイル名に表されているとおり、ホワイトIPAの中にだしの風味がする。私は楽しんで飲める味だ。
ヤッホーブルーイングは、昨年、私たちが住んでいる御代田町に本社が移転してきた。おかげで、同社が販売している変わったビールにいち早くありつける。これは嬉しい。
町のツルヤに行くと、軽井沢か御代田でしか売ってないという同社のビールもあったりするし。
地元企業だから応援したいというのもあるけれど、同社のビールはちゃんとうまいから、好き好んで飲んでいる。
これからも、この手の尖った、話のネタになるものを期待したいメーカである。